パワーの宮崎若菜（左）か、テクニックのAKARIか
2019年11月8日（金）東京・新宿FACEにて、RISE初となる女子だけの大会『RISE GIRLS POWER』が開催される。その前日計量＆記者会見が7日（木）都内にて14:00より行われた。
第2試合のミニフライ級（-49kg）3分3Rで対戦する、2018年全日本女子大会-52kg級優勝AKARI（TARGET）は48.85kg、2019年全日本女子大会-52kg級優勝・宮崎若菜（TRY HARD GYM）は48.80kgでそれぞれ計量をパス。
AKARIは今大会のアンバサダーに就任した第2代RISE QUEEN神村エリカの愛弟子であり、9月にプロデビューしたばかりの15歳。一方の宮崎若菜はHIROYAの弟子で10月にプロデビューしたばかりの19歳。
師匠の神村エリカ（左）とAKARI
AKARIは「明日は自分のやってきたこととお世話になった人のことを信じてリングに上がりたいと思います。応援よろしくお願いします」と挨拶し、宮崎若菜の印象を聞かれると「とても調子がよさそうですが、自分のやりたいことをやって、しっかり勝てるように頑張ります」と“自分勝手”な試合をしたいという。さらに「女子の試合でもこれだけ力強くてパワフルな試合ができることを、明日の試合で見せたいと思います」と意気込んだ。
対する宮崎若菜は「私の試合を見るのが今回が初めてという方も多いと思うので、しっかりインパクトを残して、今後も注目してもらえるように面白い試合をします。応援よろしくお願いします」と、観客に強い印象を与えたいとする。
AKARIの印象を聞かれると「手足が長くてやり辛そうな印象があるのですが、しっかり対策は練ってきているし、効かすことも倒すこともできると思っているので、明日は期待していてください」とAKARIのリーチの長さを警戒しながらも自信のコメント。「私の一番の持ち味はパワーだと思っています。そこに一番注目してもらいたいです」と、“男勝り”と称されるファイトスタイルを見て欲しいと話した。
第1試合では、若菜の妹で16歳の2019年全日本女子大会-47kg級優勝・宮崎小雪（TRY HARD GYM）が45.75kg、NJKFアマチュア-46kg＆BigBangアマチュア-45kg王者で同じく16歳の松谷綺（＝まつたに・きら/VALLELY KICKBOXING TEAM）が44.85kgでそれぞれ計量をパス。
『RISE GIRLS POWER』の幕開けとなる記念すべきオープニングを飾るこの一戦。宮崎小雪は「減量もほとんどなくて凄く調子がいいので、明日の試合が楽しみです。第1試合なので、1試合目から会場を盛り上げて、デビュー戦を白星で飾れるよう頑張りたいと思います。ともに体調がいいと思うので、万全の状態で試合に臨めるので、明日は面白い試合になると思います。蹴りの攻防がすごく楽しみです。技術面もそうですが気持ちの面でも負けていないので、そこも見てもらえればと思います」と、第1試合から盛り上げたいとした。
対する松谷は「明日はお互い蹴り技が得意ということで、バチバチの蹴り合いの面白い試合ができると思うので応援よろしくお願いします。相手の映像を観ましたが、勢いがあり蹴り技も多くて上手い選手なので、自分のペースを崩さずに焦らずに戦いたいと思います。私は蹴り技が得意で、ハイキックとかを狙っていきたいと思います。そこに注目してほしいです。相手の選手も動画を見る限り、前蹴りやハイキックが得意だと思うので、私も負けないようにしっかりと散らして勝ちたいと思います」と、蹴り同士の試合を制したいと語った。
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