2026年2月23日(日)東京・後楽園ホール『RISE 196』の対戦カード発表記者会見が、1月9日(金)都内にて行われた。
第4代RISEフライ級(-51.5kg)王座決定戦3分5R延長1Rで、同級1位・棚澤大空(TEAM TEPPEN)と同級3位・松本天志(TARGET SHIBUYA)が対戦。
棚澤は2025年3月にDEEP☆KICK-53kg王座に就くと、8月の『RISE 191』で行われた「RUF presents 200万総取りトーナメント GACHI!! スーパーフライ級」を制覇。11月の「第4代RISEフライ級王座決定トーナメント」準決勝では元王者・数島大陸を破る金星を得て、12月にはDEEP☆KICK王座の初防衛にも成功した。戦績は11勝(3KO)無敗。
松本はJAPAN CUP2021 -55kg準優勝で、2021年8月にRISEでプロデビュー。2023年2月に行われた「RISE NEW WARRIORS フライ級(-51.5kg)トーナメント」で大方の予想を覆して優勝。6連勝と勢いに乗っていたが10月の第2代RISEフライ級王座決定戦で数島大陸に敗れて連勝がストップ。拠点を東京に移して臨んだ2024年3月の那須川龍心戦で判定負けして連敗を喫したが、その後は3連勝。2025年2月に再び数島に敗れるも、再び連勝中。戦績は13勝(6KO)4敗。
会見で松本は「RISEの23周年記念大会のメインを張れることを嬉しく思います。23周年大会を締めくくれるように、自分が王者になってリングを降りられるように、残り数日で仕上げてきたい」と挨拶。
棚澤は「キックボクシングを始めてこんなに早くタイトル戦線に食い込めると思っていなかったんですけれど、今の実力と立場を受け入れてKO勝ちという最高の結果につなげていきたいと思います」と、KOで無敗のままベルトを巻くと宣言。
対戦相手の印象を聞かれると、松本は「無敗で勢いあって怖いもの知らずの相手」、棚澤は「思ったより根性、気持ちが強い感じです」とそれぞれ評した。
どんな試合になるとイメージしているかとの質問に、松本は「打ち合いになると予想しています」、棚澤は「漢字(※今年の目標を漢字一文字で発表した)を見ても分かる通り、どっちも本気で獲りに来ている。なのでアツい面白い試合が見られるんじゃないかと思います」と予想。
この試合のポスター2種類も公開され、格闘技大会のポスターとは思えない爽やかな出来栄えに、松本は「初めて見たんですけれど今までのタイトルマッチはカッコいい系で作られていたけれど、水色とピンクでポップな感じで可愛いですね」、棚澤は「すいません、これ何の大会でしたっけ? ってくらい、いつもと雰囲気が変わっていますね。髪色(赤)と全く反対でミスりました。次は青にしてきます」と、嬉しそう。
改めてベルトへの想いを聞かれると、松本は「1度2年前に数島選手と争ったことがあって負けちゃって。負けてから次に獲るまで時間がかかったので、2年間しっかりここまで想いを乗せて来たので絶対に獲りたいと思います」、棚澤は「キックボクシングもRISEを見ていて、親にRISEのベルトを巻きたいって言って親孝行から始めたのがきっかけのひとつでもあるので、無敗のまま獲って最高の景色をみんなに見せたいと思います」と、それぞれの想いを話した。
11戦無敗の棚澤は無敗であることのこだわりを聞かれると、「ここまで来たらこだわっちゃいます(笑)。自分でもビックリするくらい良い戦績を残せていると思います。でも、そこにむちゃくちゃ捉われているわけではなく、もっと強い相手とやった時の自分が気になりますね。その先を見ているので、無敗というのにめちゃ捉われているかと言えばそうではない。一戦一戦勝って行って、レベルアップして、みんなが見たい棚澤大空という選手を自分で作っていけたらいいなと思っています」とする。
松本は無敗の相手に対して「無敗だから怖いとかはないけれど、無敗だからこそ逆に楽しみって部分がありますね」とし、それは自分が初黒星を付けたいからかと聞かれると「そうです」とニヤリ。
また、配られた資料で棚澤の得意技が「体当たり」となっており、これはどういう意味なのかと聞かれた棚澤は「ジャブが出来たのは最近くらいで、テクニックが無くて。アマチュアの時は鼻血まみれになって突っ込むことしか出来なかったんですよ。それが今のスタイルにも響いているので、体当たりかなって思ってそうしました」と笑う。
これに松本は「体当たりはまだキックボクシングで受けたことが無いので、その怖さは結構ありますね」と苦笑した。