2025年12月30日(火)東京・国立代々木競技場第二体育館『MAROOMS presents KNOCK OUT.60 ~K.O CLIMAX 2025~』(U-NEXT配信)にて、KNOCK OUT初参戦を果たす第6代RISEスーパーフェザー級王者&第3代K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者・大雅(TRY HARD GYM)が、6日(土)都内にて公開練習を行った。
大雅はUNLIMITEDルールでプンルアン・バーンランバー(タイ)と対戦する。
兄のHIROYAが持つミットにパンチを打ち込んだ大雅は、途中でテイクダウンしてのパウンドも披露。パウンド、グラウンドでのヒジ・ヒザ、踏み付けやサッカーキックなどあらゆる体勢での打撃が許される究極打撃格闘技ルール初挑戦へ向けて順調な仕上がりを見せた。
「試合は何回もしているので、いつもの3週間前の感じですね。減量と練習をどんどん詰めていってって感じです」と、普段通りに仕上がりつつあるとする大雅。
MMAのテクニックはさらに向上している手応えはあるかと聞かれると「練習しているので、やっていることをしっかり見せられたらなと思っています」とした。
UNLIMITEDで見せたい技は何か、との問いには「UNLIMITEDでもMMAでも自分が見せたいのは打撃なので、しっかり打撃でも相手を上回ってレベルの違いを見せてKOしたいと思います」と、ムエタイ戦士を相手に打撃でKOしたいと答える。
7月の『超RIZIN.4』で対戦した栗秋祥梧のUNLIMITED的な戦い方は参考になったのでは、と聞かれると「僕がやるべきスタイルはああいう今回のルール範囲内の動きだと思うので、今一番強い自分を見せられるのは今回のルールだと思うので思い切り何も考えずに倒しに行きたいですね」と、UNLIMITEDのスタイルが自分がやりたいMMAでの動きでもあるのだという。
対戦するプンルアンについての印象は「普通に強いタイ人だなと思ったのと、アグレッシブに来る相手なのでそこで僕も勝負したいと思っています。あと今回のルールの対策をどんな感じでやってきているかが楽しみです」と、自分もアグレッシブに勝負したいとし、どうルールに対応してくるのかを楽しみにしているとした。
ただし、「自分もやってみて思ったんですが、そんなすぐには適応できないと思ったので、ただの打撃だけでなくタックルのフェイントからの打撃とかも見せられたらなと思います」と、MMAを2戦経験している自分の方が一日の長があるとする。
大雅の仕上がり具合について聞かれたHIROYAは「まず、髪型が決まってますね(笑)。順調に仕上がっているので、元々キックボクシングをやっていてMMAに転向してって段階ですが、今の大雅に一番合うルールなんじゃないかなと思っていて。MMAの練習というよりは、このルールにどれだけ適応できるかって姿を見せられると思うので、ご期待お願いします」と、大雅が最も力を発揮できるルールなので期待して欲しいとコメント。
最後に大雅は「しっかりぶっ倒して盛り上げるので応援よろしくお願いします」と、ファンへメッセージを送った。