このイメージ画像とともに発表されたKrushとRISEの合同会見だが、発表後に延期となった(C)K-1
2026年2月8日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD GP 2026~ -90kg世界最強決定トーナメント~』の対戦カード発表記者会見が、12月5日(金)都内にて行われた。
会見後の囲み取材で、K-1実行委員会の宮田充Krushプロデューサーは、11月28日にK-1とRISEから発表された12月1日の合同記者会見が30日に「諸事情により延期」となったことについて話した。

「一旦延期になって申し訳ございません。他団体さんとのやり取りなので僕が一方的に喋るのは…決まったことは発表できるんですけれど。RISEの伊藤代表とコミュニケーションはきっかけがあって取らせていただいて。12月1日に打ち出せるとなってABEMAさんでライブ配信、そこまでは整ったんですよね。それで今、一旦話が止まっているところです。それ以上は申し上げられないんですけれど」と、現段階で話せることはないという。
「やる以上はいい話を打ち出せると思ったんですよ。ABEMAで僕がRISEぶっ潰すと言って、それで僕が謝罪する話じゃないですよ(笑)。お互い立ち技で、以前にTHE MATCHだったり大会場で対抗戦をやったことがあるし、素晴らしい選手が揃っているし、コンスタントに後楽園をベースにしつつもコンスタントに大会場もやっていくという共通する部分があると思う。いいファイターが揃っていて充実した試合を展開しているので、そこで何か出来ないかなという話をしているところです」と、“いい話”が打ち出せる予定だった、とも。

【写真】2024年3月に行われたメディア懇親会にて顔をそろえた宮田Krushプロデューサー(左から2人目)と伊藤隆RISE代表(右から2人目)
「けっこう大事な事だからこそ、最後の詰めを誤ってはいけないので一旦ストップしたということです。悪い方向には進んでいないです」と、最後の詰めの部分で一旦ストップになったとする。
「立ち技で流れを作っていきたいなと。いろいろなイベントが立ち技ではあるけれど、僕が真っ向勝負してみたいと思うところはRISEさん。宿敵じゃないけれど一番意識するところなので。ファイターもそうだし、K-1グループの選手もあまり外の選手に行儀悪いことは言わないように指導しているというか、そういうムードがあるので、鉄砲を打つような変なコメントはK-1のファイターはしないと思うんですよ。ガキの喧嘩のようなことはしないんですけれど、その中で丁々発止できるかなと思うのはRISEさんかなと思っているので、2026年に形に出来たらなと思って調整しています」と、「立ち技で流れを作っていきたい」「真っ向勝負」といったキーワードを交えながら2026年に形にしたいと語った。





