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【RIZIN】王者・井上直樹、挑戦者サバテロの「顔面を粉砕してベルトを獲る」との挑発に「早めにアゴを打ち抜いて喋れなくしてやろうと思う」

2025/11/05 21:11
 2025年12月31日(水)さいたまスーパーアリーナ『師走の超強者祭り』の対戦カード発表記者会見が、11月5日(水)都内にて行われRIZINバンタム級(61.0kg)タイトルマッチ5分3R、王者・井上直樹(Kill Cliff FC)vs.挑戦者ダニー・サバテロ(アメリカントップチーム)が決定した。  サバテロからは次のコメントが読み上げられた。 「RIZINファンのみんな、元気か。前回の試合の後に次、日本に戻る時、俺はあの美しいベルトを懸けて戦うと言っただろう。そしてどうだ、大晦日にさいたまスーパーアリーナでやっと俺のベルトを懸けて試合をする。俺が生きている間、ずっと夢見ていたベルトがついに自分のものになる。  その日は俺の人生最高の日になるだろう。そして、みんなにとっての特別な日になるから、ぜひ会場に来てほしい。ただ単純に井上直樹に勝ってベルトを獲るわけじゃない。ヤツの顔面を粉砕して自分のものにするんだ。2カ月後に会おう」  この挑発的なコメントを受けて、井上は「やっと強いアメリカ人選手と戦うことが出来てワクワクしています。サバテロ選手は口うるさいので、その口かち割ってやろうと思います」と、拳で黙らせてやると珍しく感情のこもった発言。  サバテロが本領を発揮すると、井上にも観客にも厳しい試合になると思うが(※テイクダウンして抑え込まれる)、それをどうやって打開しようと思っているか、と聞かれた井上は「この前の試合みたいにつまんない試合になっちゃうと思うんで。もう早めにアゴを打ち抜いて、喋れなくしてやろうと思うんでストレートで決めてやろうと思います」と、サバテロの試合展開になる前にストレートを叩き込みたいと語った。 [nextpage] ▼RIZINバンタム級(61.0kg)選手権試合 5分3R井上直樹(Kill Cliff FC)王者ダニー・サバテロ(アメリカントップチーム)挑戦者 ◆井上直樹Naoki Inoue1997年6月14日、愛知県出身身長:175cm リーチ:177cm(70inc) 体重:61.0kgKill Cliff FC所属 バンタム級屈指のスピードと技術を誇る現王者。地元・愛知県豊橋市の名門・空手道白心会で姉・魅津希と共に格闘技を始める。15年2月のプロデビュー以来10連勝を挙げ、17年、日本人最年少の19歳でUFCと契約。6月のデビュー戦では判定勝利を収めた。18年6月、怪我からの復帰戦でマット・シュネルに僅差で敗れキャリア初黒星を喫し、その後フライ級廃止の余波でUFCを離脱。20年2月RIZIN初参戦。2連勝後の大晦日、元谷友貴に一本勝利。21年はバンタム級GP参戦し優勝候補と目されたが、大晦日に扇久保博正に判定負けを喫しまさかの準決勝敗退。23年5月、堀口恭司が返上した王座を巡る王座戦進出を賭けフアン・アーチュレッタと好勝負を繰り広げるも判定で敗れた。24年3月、佐藤将光とハイレベルな攻防を展開し、判定勝利で再起すると、9月には朝倉海が返上した王座をかけ、激闘派キム・スーチョルを1Rスタンドパンチ連打でマットに沈め、第7代王者に。25年3月、元谷友貴と再戦し、かつて1度も防衛されていないRIZINバンタム級王座の初防衛という快挙を達成。7月、DEEP王者の福田龍彌を挑戦者に迎えると、その類稀なファイトIQと打撃の技術を光らせ、完封勝利を挙げV2成功。今回、精緻なレスリング技術を持つダニー・サバテロを相手に3度目のベルト防衛を果たし、RIZINバンタム級絶対王者として君臨する。 ◆ダニー・サバテロDanny Sabatello1993年3月31日、米国イリノイ州シカゴ出身身長:178cm、リーチ:177cm(70inc)、体重:61.0kアメリカントップチーム所属 幼少期にレスリングを始め、高校時代イリノイ州王者に2度輝く。大学ではNCAAディビジョン1で活躍。18年7月のプロMMAデビュー以来6連勝を飾る。Titan FC では20年6月に王座決定戦で一本勝利を挙げベルトを獲得、21年2月には初防衛に成功した。5月よりBellator参戦。2連勝を挙げバンタム級ワールドグランプリへの出場権を獲得すると22年6月の1回戦を判定勝利で突破、12月、ラフェオン・ストッツが保有する暫定王者のベルトもかかった準決勝ではスプリットで敗れGP敗退。23年4月、マルコス・ブレノに一本勝利で再起を果たすと、7月、超RIZIN.2で初来日し、マゴメド・マゴメドフにギロチンチョークを極められ敗れる。11月、ストッツとの再戦ではユナニマス判定で敗れリベンジならず。24年8月のPFLではマジョリティドローに終わった。試合ではレスラーらしいコントロールを得意とするファイトスタイルだが、所謂Fワード連発のトラッシュトーカーで、その澱みない啖呵が??に向いているとBellatorに勧められアカウントを開設したほどだ。RIZINファイターとして初の舞台となった25年5月、オリンピック金メダリスト太田忍とのレスラー対決では3Rにスラムされた場面で体をひねるテクニックを見せ、太田が顔面から落ちたところにパウンド連打でTKO勝利を飾った。9月には佐藤将光を相手にフルラウンドコントロールし2連勝、勝利のマイクでは日本語で「首を洗って待ってろ」と井上に戦線布告していた。井上のスピードも、ステップも何もかも封じてドミネートし、3戦目の舞台で王座を手にする。
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