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【新日本キック】念願の世界タイトルマッチに臨むNANAが仕上がったボディ、見る人を驚かせた腕で「フルスイングで倒しに行きます」

2025/10/06 12:10
【新日本キック】念願の世界タイトルマッチに臨むNANAが仕上がったボディ、見る人を驚かせた腕で「フルスイングで倒しに行きます」

ムエタイ世界タイトル獲得に挑むNANA。娘のMOMOもプロキックボクサーだ

 2025年10月26日(日)東京・後楽園ホールで開催される新日本キックボクシング協会『TITANS NEOS 37』にて、ミネルヴァ認定スーパーフライ級王者NANA(エスジム)がWMA(ウーマン・ムエタイ・アソシエーション)世界女子スーパーフライ級王座決定戦2分5Rに挑む。

 WMAは、タイのスポーツ庁が女子ムエタイの中で唯一認めている世界女子ムエタイ機関で、2025年4月にNJKFと提携。これにより、女子部門のミネルヴァルールの下で試合出場した選手にはWMA女子世界タイトルの資格が付与されることが発表されていた。


 NANAは2019年6月にプロデビューした、小柄な体型ながら果敢な打ち合いを挑むタイプ。J-NETWORKで試合経験を積み、2021年1月には「第5代Krush女子フライ級王座決定トーナメント」に出場。7月には『戦場』のリングで初のヒジ打ちありルールに挑戦し、有里から判定勝ち。2022年6月にIMARIとミネルヴァ認定スーパーフライ級王座決定戦を争い、判定勝ちで王座に就いたが11月の初防衛戦でARINAに奪われた。

 2024年6月のKNOCK OUTでは『巌流島』でぱんちゃん璃奈に初黒星を付けたルシア・アプデルガリムを破り、10月の新日本キックではワンデートーナメントを制してミネルヴァ認定スーパーフライ級王者に返り咲いた。2024年12月のRWSではカラケッドに惜敗も、3月には初防衛に成功。7月にザリーナ・イスラモバに判定負け。戦績は16勝7敗2分。


 今回はジェンディ・モーラッソパコーラ(タイ)と、念願の世界王座を争う。NANAがムエタイのタイトルに挑むのも初。

 そのNANAが自身のSNSを更新。試合を約3週間後に控えての仕上がったボディを披露した。試合会場では会う人みんなに「腕っ!」と驚かれるほどになったという。


【写真】隆起した腹筋と会った人に驚かれるという腕の筋肉を見せるNANA(C)NANA

 NANAは世界戦へ向けて「上手く戦おうとは思ってません。フルスイングで倒しに行きます。必ずあなたが心躍る時間にします。会場で背中を押してください」とファンへメッセージを送っている。

 同郷(北海道)の撫子が、8月にオーストラリアでWBCムエタイ世界女子ミニマム級王座を奪取したばかり。NANAは撫子に続くことが出来るか。

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