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現在までに6カードがリリースされている10月11日(土)『SHOOTO GIG TOKYO Vol.39』新宿FACE大会。新たに“黄金の階級”バンタム級で注目カードが決定した。
▼バンタム級 5分3R
平川智也(マスタージャパン東京)同級環太平洋8位
青井心ニ(心技舘)
まず青井心ニ(心技舘)は、元環太平洋王者の遠藤雄介の秘蔵っ子として兄・太一と共にキッズ、ジュニア時代から活躍。8月31日に行われた新潟大会ではメインに抜擢され、ベテランの一條貴洋を相手に1R KO勝利を飾り、現在2連続KO勝利と勢いに乗っている。昨年から今年にかけて大躍進を遂げた一人と言っていいだろう。
一方、最激戦区と呼ばれるバンタム級で長年に渡りランキングに名を連ねる平川智也(マスタージャパン東京)が約1年ぶりに修斗復活。24年11月の修斗で杉野光星に判定0-2で敗れた平川は、25年2月の前戦で豪州『Eternal MMA 92』に参戦。アラン・フィルポット(アイルランド)にスイッチしての左ハイでTKO負けを喫している。ホームで再起なるか。
また、平川は昼は別の顔を持っており、普段は格闘技の聖地・水道橋に居を構えて30年になる「フィットネスショップ」の店長として従事。多忙な日々を送りながらもコンスタントに試合を行っており、格闘技関係者からは“戦う店長”と呼ばれている。昨年は勝ち星に恵まれなかったがここから巻き返しをはかる。
両選手ともにパンチを中心に試合を組み立て、フットワークよりもプレッシャーを掛けて仕留めに行くスタイル。サウスポー構えの平川に、オーソドックスの青井には跳びヒザの武器もある。両者はどんな位置取りで先に当てて主導権を取るか。トップ戦線に上がるのは平川か、青井か。






