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【K-1】里見柚己「左を一発当てて起き上がれないようにしたい」とKO宣言、西京佑馬の「同じパンチはもらわない」には「他の選手と一緒にすんな」

2025/07/31 00:07
 2025年9月7日(日)東京・国立代々木競技場第二体育館『K-1 WORLD MAX~70kg世界最強決定トーナメント開幕戦~』の記者会見が、7月30日(水)都内にて行われた。  すでに発表されているK-1ライト級3分3R延長1R、里見柚己(team NOVA) vs.西京佑馬(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)の両選手が会見に出席。  西京は「3年前に対戦して負けてしまって。そこから2年のブランクがあって、昨年8月に復帰して5連勝で、里見選手が4連勝。互いに乗っている状況で、しっかりリベンジして次につなげたいと思います」と3年前の借りを返すと言えば、里見は「K-1ライト級が空位の中で、本当にこの試合が組まれたことで動くんだなというのがありますし、ここで2人がぶつかって勝った方が王座に近づくと思っています。自分は4連勝、西京選手は5連勝しているので、すごいライト級の注目されているカード。3年前は自分の判定勝ちだったので、今回は完全決着のKOで自分が上というのを出していきたい」と返り討ちを宣言。  3年前に戦った時と今の相手の印象の違いを聞かれると、西京は「全体的にスキルは上がっているかなという印象があります」、里見は「トップ選手と分かっていたので強かったですし、上手かったですが、自分がダウンを奪っての判定勝ち。あれがなければ負けていたと思います。次もしっかり左を一発当てて、起き上がれないようにしたい」と、それぞれ評した。  西京は2月にKrushで行われた過酷な8人制ワンデートーナメントを制覇している。そのことについて里見は「抽選会から見ましたが、西京選手が1番でトーナメントの枠を選んで、みんな対戦をよけている形でした。それを見て西京選手が間違いなく優勝するなと思っていました。一番強い奴に向かっていかないと絶対に勝てないです」と、西京の優勝を予想していたという。  里見とのリベンジマッチへ向けて西京は「今回はリベンジなので、絶対に勝たないといけないと思っています」との決意。里見から出た「左を一発当てて、起き上がれないようにしたい」とのKO宣言に対しては「左ストレートだと思いますが、同じパンチはもらわない自信がある。自分も左は得意なので、左フックやストレートを当てたい」と逆に左のパンチで勝負したいと言い放つ。  これに里見は「3年前も左は当たらないと言っていたけど、他の選手と一緒にすんなと。1種類だけではないので、だからみんな左で倒れている。今はめちゃくちゃ強いので。背負っている覚悟が違う。自分がK-1を引っ張っていく覚悟の違いを見せたい」と返答した。  今後は空位となったK-1ライト級王座決定トーナメントの開催が予想されるが、里見は「自分は1日3試合を楽しみにしている部分もあるんですけど、この間のKrushライト級トーナメントで日本人のトップに立ったのが西京選手で、自分は海外の強敵に3連勝しています。実質、トーナメントをやっても勝ってくるのが西京選手と自分だと思っています。今回の試合が準決勝くらいの感じなので、勝った方が朝久(裕貴)選手とやったら誰も文句は言えないんじゃないですかね」とした。  これについて西京は「世界トーナメントで日本人4選手は多いと思っていますので、2、3人でいいかなと。朝久裕貴選手を含めて、ここを勝った方が出るとかですかね」との案を出す。  宮田充K-1プロデューサーは「K-1でも協議しています。まずは2人に戦ってもらってからですね。これまで8名トーナメントで王者を決めてきましたが、運の要素もあるのでどうなのかなという意見もあります。里見選手の意見もありますように、次が王座決定戦でもいいかもしれません。もしくは4名のワンデイトーナメントとか。他の階級も空位があるので、そこをどうするか考えているところです」と、これまでの8人トーナメントでの王座決定戦方式を変えるかもしれないと話した。
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