【ONE】殿堂ルンピニースタジアムの復興にONEが全面協力か、伝統的な5R制のムエタイ導入の可能性も

　ONE Championshipとルンピニースタジアムのミーティングが行われ、ONEのフォーマットを使ってルンピニースタジアムにて5Rのムエタイを行うことが協議された。ムエタイの情報をSNSで提供している『Muay Thai Super Fight』が報じた。 　ONEのムエタイはオープンフィンガーグローブを着用しての3分3R。これが5R制になるのか、通常のボクシンググローブを着用して3分5Rで行われるトラディショナルムエタイをONEの演出や世界配信を使って行われるのかは定かではないが、ほぼONEでしか使用されていないルンピニースタジアムのテコ入れにONEが協力する方向性がありそうだ。 【写真】OFGを着用し、3分3Rでボーナスを目指して大激闘を展開するONE FFは人気を博している　ムエタイ2大殿堂のもうひとつ、ラジャダムナンスタジアムは毎週土曜日に『RWS』、毎週月・火・金曜日に『RAJADAMNERN KNOCK OUT』、毎週水曜日に『ニューパワー』、毎週木曜日に『スック ペッティンディー』、毎週日曜日に『スック ギャットペット』と違うフォーマットの興行が毎日行われている。 　ルンピニースタジアムでも毎週金曜日に開催されている『ONE Friday Fights』を週2回開催することが検討されていると伝えられており、ルンピニーは興行数を増やしていきたい意向の様子。 【写真】先週の吉成名高など日本のトップ選手参戦も話題に（C）ONE Championship　これに先立ち、7月末からパランマイ系興行の『スック ムエタイパンタミット』がルンピニーで開催されると報じられたが、これはまだ決定ではないと否定されている。 　ルンピニーは伝統的な5R制の試合を行っていきたいとのことで、『ONE Friday Fights』にも5R制の試合が組み込まれることが検討されているという。 　また、ONE Championshipが制作部門をシンガポールからバンコクに移すとの発表があり、ONEによるルンピニースタジアム復興プロジェクトが本格化しそうだ。