アジア初のUFC男子世界王者になるために
──ロイヴァルが黒星を喫したアレシャンドレ・ パントージャとの試合では、パントージャの圧力にロイヴァルが下がる形になりました。あなたも前に出ることでスタンドの強みを活かしますか。
「僕はパントージャとも違うからね。ロイバルはヒジとかヒザとかスニーキー(ずる賢い)な技も多いから、ただ圧をかけるだけじゃだめだと思ってる。ちゃんと様子を見ながら、頭を使って戦うよ」
──ズバリ、この試合はどんな展開になりそうですか?
「2ラウンドKOか……まあ、それで“次のチャンピオンの誕生”っていう感じかな?」
──その王座戦ですが、同じ大会の中で、パントージャ vs カイ・カラフランスのフライ級タイトルマッチがあります。ヴァン選手がロイヴァルに勝てば、あなたが次の挑戦者になる可能性もありますが、それについてはどう考えていますか。
「パントージャとカラフランスは50/50だと思う。どちらが勝つかは分からないけど、僕が勝ったら次はタイトルだと思っている。だから、勝った方に会いに行くよ」
──8月には3位のアミール・アルバジと5位の平良達郎の試合も行われます。
「それもいい試合になると思うよ。平良は柔術系、アルバジはレスラーって感じだし。結局はその日の作戦勝負になるんじゃないかな」
──いずれにしても、UFCではまだアジア人の男子チャンピオンがいません。ミャンマー出身として、初のアジア人王者になることについて意識していますか。
「それが目標だよ。アジア人初の男子王者になる。それを今、一番目指してる。だから、日本のファンのみんなも、この試合は絶対に見逃さないで。日本でもU-NEXTで見れるよね。マジで最高の試合になるから。いつも応援ありがとう!」



