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【修斗】宝珠山桃花「全力出す」vs.JK高田暖妃「メイン楽しみ」、セミはIリーグ高本千代vs.嶋屋澪、改名ヒヤマNFCvs.全日本アマ修王者・徳本望愛、グラップリングで平田彩音vs.井上智子も=6月14日(土)『COLORS』新宿

2025/06/14 10:06
 2025年6月14日(土)18時から、東京・新宿FACEにて『女子修斗公式戦 COLORS』が5回目の開催を迎える。前日計量が13日、都内にて行われ、当日計量以外の選手が計量をパスした。各選手のコメントは以下の通り。  なお、当日券は会場入口にて17時30分より各種販売。ツイキャスライブ配信では青野ひかるがゲスト解説を務める。 ▼メインイベント 第9試合 女子ストロー級 5分2R宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)51.6kg高田暖妃(AACC)52.0kg  世界ストロー級2位の宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)とデビュー2戦目で大抜擢となる高田暖妃(AACC)の一戦が決定。元プロシューター赤崎勝久を師に持つ宝珠山は2019年に全日本アマチュア修斗選手権で優勝。2021年のプロデビュー以来、“修斗の女子”を支え、その一方で保健師としての顔を持つ二刀流(私のオンとオフ スイッチインタビュー 二つの世界を生きる「戦う保健師」。その理想の姿とは )。“COLORS”の旗揚げからコンスタンスに試合を重ねており、昨年8月以来久々の登場となる。  対するは現役女子高生の高田暖妃(AACC)は幼少期より習い始めた実戦空手で格闘キャリアをスタート。ジュニア修斗でも実績を残し、昨年12月の“COLORS vol.4”で満を持してプロデビュー。韓国のチョン・チャヒョンを相手に1Rは得意の蹴りをベースにあわやKO勝利かと思われたが、チョン・チャヒョンも脅威の粘りを見せドロー。デビュー戦が国際戦というプレッシャーのかかる中、現代MMAにアジャストさせた戦いで“女子格闘技界の逸材”としてその片鱗を覗かせた。その期待値からデビュー2戦目でキャリア勝るランカーの宝珠山との一戦が決定した。 “博多の女はもてなし上手で気が強い!”その容姿とは裏腹に気持ちを全面に押し出すファイトスタイルが信条の宝珠山だけに高田との打撃戦は望むところ。7.21後楽園ホール大会でストロー級世界王者・藤野恵実とパク・ポヒョンのタイトルマッチが決定しており、ネクストチャレンジャーが誰になるのか?重要な意味を持つ一戦と言えるだろう。 宝珠山「約10カ月ぶりの試合ですので、とにかく楽しみです。そして今回メインイベントに起用してくださいまして、本当にありがとうございます。全力出して頑張りたいと思いますので、応援よろしくお願いいたします」 高田「JKファイターの高田暖妃です。メインで試合できることを楽しみにしています。自分の力がしっかり発揮できるような試合をしたいと思います。明日応援よろしくお願いします。押忍」 [nextpage] ▼第8試合 インフィニティリーグ2025 女子スーパーアトム級 5分2R高本千代(リーグ初戦/高本道場)49.7kg嶋屋 澪(リーグ初戦/SISU MMA&BJJ)49.9kg  5.18ニューピアホール大会で始まったインフィニティリーグ2025女子スーパーアトム級。“本命”と目されていた元DEEP王者・村上彩(修斗GYM東京)が元RISE王者・erika(THE BLACKBELT JAPAN)の打撃の前に判定負けを喫し波乱の幕開けとなった。  女子格闘技のトップを渡り歩いてきた村上彩とerikaはお互いのこだわりを見せ、とてつもない死闘となった。そして今大会での第1節2戦目では高本千代(高本道場)と嶋屋 澪(SISU MMA&BJJ)が激突。奇しくも高本が“組み”、嶋屋が“打撃”とこちらもお互いのこだわりが垣間見える一戦となった。キャリアは村上とerikaには及ばないが、この二人を超えなければ優勝は見えてこない。チャンスを活かすも殺すも自分次第。先ずは初陣でどんな戦いを見せるのか? 高本「(階級下げて)インフィニティリーグの選手として選んでいただきありがとうございます。今回の試合は私の4戦中の1試合目なので、幸先のいいKOか一本で勝って、より良いその後につなげられたらと思っています。応援よろしくお願いします」 嶋屋「リーグ戦メンバーに選んでいただいてありがとうございます。しっかりいい結果を残せるように、一戦一戦大切に戦っていきたいと思います。しっかり勝っていいスタート切れるように頑張ります。よろしくお願いします」 [nextpage] ▼第7試合 女子アトム級 5分2RヒヤマNFC(NFC)47.4kg徳本望愛(THE BLACKBELT JAPAN)47.4kg  2024年の全日本アマチュア修斗選手権ストロー級を制した徳本望愛(THE BLACKBELT JAPAN)が、今回待望のプロデビュー戦を迎える。  全日本選手権の決勝戦では8月に行われた『COLORS Vol.3』でトライアウトで戦った片山智絵との再戦となったが、下からの腕十字を極めて涙の戴冠。先にデビューを果たしている同門のerikaと共にTHE BLACKBELT JAPANが女子2階級制覇を果たした。  そんな“期待の新星”徳本と戦うのがヒヤマNFC。今までに本名の檜山美樹子で戦ってきたが心機一転、今大会から改名することとなった。プロとしての経験値はヒヤマNFCが圧倒的に有利。胸を貸すヒヤマNFCがプロの洗練を浴びせるか、それともインフィニティリーグ初戦で勝利を収めたerikaに続きTHE BLACKBELT JAPAN女子が2連勝となるか? ヒヤマ「今まで誰がどれだけ気づいたのかなとは思うんですけれども、実は名前変わりまして“ヒヤマNFC”になってますんで、私もできればフレッシュに戦いたいと思います。あの応援よろしくお願いします」 徳本「プロデビュー戦ですが、盛り上げるし、盛り上げられる試合をしたいと思います。応援よろしくお願いします」 [nextpage] ▼第6試合 トライアウトルール 女子バンタム級 3分2Rte-a(AACC)※当日計量鈴木 舞(寒天ファイトスピリットジム)※当日計量  AACCからte-aがCOLORS初参戦を果たす。DEEP JEWELSで豊富な試合経験を誇るte-aが胸を貸すのが、東海地方から世界と戦える選手育成を標榜している寒天たけしの愛弟子の鈴木舞(寒天ファイトスピリットジム)。寒天自身もアマチュア修斗全日本3位、元HEATバンタム級王者と様々な団体でその実力者振りが認知されており、弟子の鈴木がどんなファイトを見せるか。 [nextpage] ▼第5試合 トライアウトルール 女子ストロー級 3分2R安田詠美(BURST)※当日計量深井志保(N★TRUST)※当日計量 [nextpage] ▼第4試合 COLORSグラップリングマッチ 54kg契約 8分1R植田 咲(AACC)※当日計量奥田愛加(N★TRUST)※当日計量 [nextpage] ▼第3試合 COLORSグラップリングマッチ 51kg契約 8分1R平田彩音(BURST)50.2kg井上智子(ストライプル茨城)47.4kg  平田彩音のグラップリングでの参戦が決定。平田は2024年インフィニティリーグ女子アトム級にエントリーし、2025年の3月に韓国で行われた『BLACK COMBAT』では豪快なKO勝利を飾り、更に成長した姿を見せている。  対戦相手は柔術の強豪・井上智子(ストライプル茨城)。井上はIBJJF全日本マスター選手権三連覇をはじめ、黒帯でエントリーした2024年のIBJJFアジア選手権でも優勝するなど輝かしい戦歴を持つ。2024年5月のLevel-G サブオンリーでは、柳仙香に判定勝ちしたことも記憶に新しい。  今回はノーギでの参戦となるが両選手の身長差は20cm以上あり、リーチでは井上が有利。平田もMMAはもちろん柔術、グラップリングなど様々なルールにチャレンジしており、強豪・井上を相手にどんな試合を見せるか。 井上「私は身長173cmでちょっと身長差があって面白い試合になるかと思うので、楽しみにしててください。応援よろしくお願いします」 平田「柔術黒帯のすごい強い選手でやるんですけど、練習してきたことをしっかり出せるように頑張ります。応援よろしくお願いします」 [nextpage] ▼第2試合 COLORS ジュニア MMA 52kg以下3分2R遠藤ジュリアン桜(リバーサルジム立川ALPHA)※当日計量金 美來(OOTA DOJO)※当日計量 [nextpage] ▼第1試合 COLORS キッズ グラップリング 37kg以下3分1R杉本 越(AACC)※当日計量大橋美歩(OOTA DOJO)※当日計量 ◆ツイキャスLIVE配信[配信日時]2025年6月14日(日)18:00~ ※予定[視聴料金]前売り 4,000円/4000JPY  当日券 4,500円/4500JPY※録画は2025年6月28日(日)23:59まで何度でも視聴可能。 ◆6.14 女子修斗 COLORS 新宿FACE大会 当日券情報会場入口にて17:30より各種販売。
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