2025年5月11日(日)東京・八王子の冨士森体育館にて『ムエローク』が開催された。
メインイベントの47.5kg契約2分5Rでは、日本女子ムエタイ界不動のエースである世界四冠王・伊藤紗弥(尚武会)がクワイアン(タイ)と対戦し、判定3-0(49-47×3)で快勝。
セミファイナルでは、10連勝中の女子ムエタイ界の“超新星”藤原乃愛(尚武会フジワラムエタイジム)がクリンファカ(タイ)と46kg契約2分3Rで対戦し、判定3-0(30-28、29-28×2)でこちらも勝利。2大エースがそろって勝利を収めた。
【写真】藤原乃愛のInstagramにアップされたリング上でのツーショット(C)藤原乃愛 藤原にはもうひとつ嬉しい出来事があった。この日、ラウンドガールを務めたCharaは実は藤原の妹。アイドルグループ「Rad Radiance」のメンバーで高校2年生の16歳。2025年3月2日にデビューライブを行ったばかりの新人グループだ。
Charaは自身のInstagramにて「ずっと夢だったラウンドガールをできること、お姉ちゃんと同じ舞台に立てることがとても嬉しいです」と意気込みを綴り、姉の藤原も「なんと! 妹のラウンドガールデビューです。一緒に頑張ろう」とメッセージを送っていた。
試合は藤原が見事勝利、姉妹揃って笑顔のツーショット写真をリング上で撮ることが出来た。2人にとって忘れられない思い出となっただろう。
藤原は自身のSNSにてその時の動画をアップし、「姉としては、妹がラウンドガール上手くできるか心配で心配でたまりませんでした。そしてねーねとしては何がなんでも勝たなきゃだったよ(笑)。そして安心したうちらの様子です。ハイタッチしようとしたら頭ポンポンされた」と綴った。
Charaは「そして【重大発表】があります! 実は本日セミファイナルに出場した藤原乃愛は…私のお姉ちゃんなのです。初のラウンドガールでお姉ちゃんと同じ舞台に立つという夢が叶って幸せです。ねーねは見事勝利。おめでとう、めっちゃカッコよかった」と、喜びを伝えた。