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【RISE】後味の悪かった一戦、審判団の検証により「KO勝ち」から「ノーコンテスト」に裁定変更

2025/05/07 12:05
【RISE】後味の悪かった一戦、審判団の検証により「KO勝ち」から「ノーコンテスト」に裁定変更

最後はハイキックがヒットしたところでレフェリーが試合をストップした一戦だった

 2025年4月19日に後楽園ホールで開催された『RISE 187』の第4試合で行われた門脇碧泉(TARGET)vs.簗丈一(TEAM Aimhigh)の試合結果が変更となったことが5月7日(水)にRISEより発表された。


【写真】勝利の雄叫びをあげる門脇。1Rはダウンを奪い返す熱戦だっただけに残念な結果に

 この試合は2R2分57秒、左ハイキックで門脇のKO勝ちとなっていたが、この試合の流れを審判団で検証したところ下記の通り裁定が変更に。

■事象(1)
第1ラウンド1分52秒ごろ簗選手が門脇選手からスタンディングダウンを奪った直後、レフェリーの「ダウン」コール後にもかかわらず門脇が左パンチを簗選手に打ち込み簗選手にダメージを与えた。
これがRISE ルール第9条反則技における「ダウン後の攻撃」に該当すると判断。

■事象(2)
第2ラウンド1分10秒ごろ門脇選手が簗選手を掴んだ状態で連続の膝蹴りを出し、審判の「ブレイク」コール後も膝蹴りを出し簗選手にダメージを与える反則と該当。

■事象(3)
第2ラウンド1分46秒ごろ門脇選手が簗選手に掴んだ状態での膝蹴りでローブロー攻撃に加え連続攻撃を行い反則に該当。

 上記反則で与えたダメージや試合展開を総合的に判断し、門脇の勝利は取消し、この試合は「ノーコンテスト」となった。

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