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【RIZIN】7月開幕予定のフライ級GPにヒロヤと山本アーセンが出場候補に、ヘビー級GP開幕戦は「つまらない試合ばっかりになってしまって」と言うも「諦めずにヘビー級の魅力をしっかり伝えていけるように」

2025/05/05 21:05
【RIZIN】7月開幕予定のフライ級GPにヒロヤと山本アーセンが出場候補に、ヘビー級GP開幕戦は「つまらない試合ばっかりになってしまって」と言うも「諦めずにヘビー級の魅力をしっかり伝えていけるように」

フライ級GP、そしてヘビー級GPについてコメントした榊原CEO

 2025年5月4日(日)東京ドームにて42,706人の観衆を集めて開催された『RIZIN男祭り』の大会終了後、榊原信行RIZIN CEOが大会総括を行った。


【写真】出場は確定と見られている伊藤と神龍

 その中で、7月から開幕する予定のフライ級GPについて「日本人選手も外国人選手も、今日の結果を踏まえてラインナップしたいと思っています。日本人選手だけでやるフライ級トーナメントではないので、外国人選手たちも実はいろいろな選手をラインナップしている、候補選手としてコンタクトを取っているところもあるので。そもそもこういう状況の中で8人でいくべきなのか、16人で編成し直そうかというプランもあったりします。あとはリザーブマッチも含めてどういう形でマッチアップするかというのは今日の結果を踏まえて、早急に決めていけたらと思っています」と、まだ8人か16人かを決めかねているという。


 日本人の出場選手については「今日、僕の中でフライ級GPになんらかの形で関わっていけるといいかなと思っている選手で言えば、もちろん神龍誠。伊藤裕樹選手も負けたはしたけれど、これでフライ級GP出場が無くなったわけではないと思っていますし、ヒロヤ、アーセン両選手に関しては今日の試合が始まるまでは、今日の結果いかんだけれどもフライ級GPにいきなり出て来るのはちょっと戦績的なことも含めて難しいと思ってはいたんですけれど、今日の結果を踏まえて出してもいいかなと思っています。外国人選手を含めてしっかり我々の中で相談して決めたいと思っています」と、神龍誠(神龍ワールドジム)と伊藤裕樹(ネックス)のトップ2に加えて、今回の試合結果を受けてヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)と山本アーセン(KRAZY BEE/NAUGHTY HOUSE)も出場候補に急浮上したとした。


 また、今大会より開幕したヘビー級GPについて、重量級復活の兆しは見えたかと問われると「見えないでしょう。つまらない試合ばっかりになってしまって」と厳しい評価。


「でも、だからと言って切り捨てませんよ。上田がシビサイを一瞬で切り捨てたのは素晴らしかったし、怪我している方ではないヒザを蹴ってその一撃で勝利を手にしているわけで。スダリオにも言いたいことはいっぱいあると思いますが、少なからずGPで勝ち上がるにはもっとハートを見せてというか、無茶をしてでも前へ出て自分からスクランブルな展開に持ち込むようなことを仕掛けて欲しかったなと思います。


 ヘビー級の外国人同士の試合はなかなか見えにくいところがあると思いますけれど、今日の外国勢のマッチアップの中でまたこの選手を見たいなとファンはきっと思わなかっただろうから。でも、今日の作品はこうだったかもしれませんけれど懲りずに機会を作っていきたいし、ライアン・ベイダーを大晦日にセットアップしているので、そこに誰がチャレンジをしてヘビー級の初代RIZIN王者としてベルトが巻けるのか。そういうストーリーはこのまま展開していこうと思うので、一足飛びにヘビー級GPに熱が付きましたねという感じでは全くないと思いますが、諦めずにヘビー級の魅力をしっかり伝えていけるように頑張りたいと思います」と語った。

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