「男祭り」を振り返った朝倉未来(C)RIZIN FF
2025年5月4日(日)東京ドーム『RIZIN男祭り』の第15試合RIZINフェザー級(66.0kg)5分3Rで、鈴木千裕(クロスポイント吉祥寺)に3R2分56秒、カットによるドクターストップでTKO勝ちした朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)が試合後、自身のYouTubeチャンネルを更新。試合を振り返った。

今大会にはJTTの選手が5人出場し、3勝2敗という戦績に。先陣を切った佐々木大がオープニングファイト第3試合RIZIN MMA特別ルール75.0kg契約5分2Rで中谷優我(BRAVE)に判定で敗れ、「佐々木くんの試合時点でJTTの印象が地に落ちてそっからスタートだから(笑)」と朝倉は佐々木をいじりつつ、「今日良かったんじゃない」とJTT勢の奮闘に満足そう。

「ヒロヤくんも勝ったじゃん。秋本くんも盤石の、俺は絶対勝つと思ったけどさ。あの子天才だよ、本当に。19歳であの落ちつきでさ、強真くんがフェザー級だから負けるみたいな声も多かったけどさ、俺、全然勝つって思ってたし。一緒に1番練習したのかな。スパーリングとか、めっちゃいい練習も出来たし」と、高木凌(パラエストラ八王子)を判定3-0で破った秋元強真を高評価。

続けて「西谷くんもね、いい試合したよね。盛り上がってた。やるかやられるかの試合するじゃん、ヤツは。だからやりに行った結果があれだから凄い良かったと思う。テイクダウンを温存してああいう戦い方になったのか分からないけど、ポテンシャルあるからまた練習させます、俺が。アイツと水抜きを一緒にやってたんだけど、落とせなくて最後汗が出ないとか言って。あと700グラム。で、もうダメですとか言い始めて『お前ナメんな』つって。 でも本当に汗が出なくなって、今回試合が出来ないかもしれないみたいな状態になったのを、陸斗くんとか宮島くんが家に行って、無理やり半身浴をさせてなんとか行けたっていう」と、萩原京平(SMOKER GYM/TRIBE TOKYO MMA)に1R3分36秒、KOで敗れた西谷大成が減量苦にあったことを明かした。

「俺が戻って、みんなで集まって1つの試合に向かってやれるっていうので、もう凄くいい雰囲気できてたし、若手がどんどん強くなってきてるんで俺も負けないように頑張んないといけない。弟(朝倉海)はUFCでこれからも世界最高峰の舞台で戦ってくわけですから、そこに負けないような練習を俺たちもやって、今後も勝ち続けていきたいなと思います」「やっぱりJTTのリーダーっていうかボスなんで、俺が。俺が勝ち続けないとみんなも俺の背中を追ってるんで」と自分が先頭に立ってJTT一丸となって頑張っていくと意気込んだ。
また、ライバルたちについても言及。

「クレベル選手が負けちゃったのは悔しかったね。クレベルが勝ったらクレベルとやりたかったんですけど。まあ全然あるよね、クレベルと2回目も。仲はいいですけど(笑)。公開計量の時の帰り際に、クレベルベイビーを抱っこして写真撮ったんですけど可愛い。こいつも三角絞め覚えるのかなって(笑)。 でもなんかね、一緒に盛り上げてきた格闘家が負けるとちょっと悔しい思いはありますよね。

何より鈴木選手はね、本当に今回漢気を見せたということで、本当に盛り上げてもらってありがとうって感じだし、鈴木選手はまだ25歳ぐらいでしょ。あのファイティングスピリットはなかなか持ってるやついないので、今後の格闘技を間違いなく引っ張って行く存在になると思います。今はね、タイミングが悪く3連敗っていうことになってると思うけど、今後ここから覆して行く選手だと思うんで、また一緒に登っていけたらなと思ってます」と、クレベルと鈴木にエールも送った。



