【MMA】UFC二階級制覇アレックス・ペレイラが来日、ヒロ・ヤマニハ、エドポロキングらと合同練習。「Chama」で『男祭り』来場へ

　2025年4月28日（月）、来日中の元UFC世界ライトヘビー級王者アレックス・ペレイラ（ブラジル）がBONSAI豊明ヒロヤマニハジムを訪れ、ヒロ・ヤマニハ（ボンサイ柔術）、エドポロキング（ROOTS GYM）らと合同練習会を行った。 “ポアタン（石の手）”ことペレイラは、UFC史上9人目の二階級制覇王者にして、GLORY史上初の二階級同時王者。榊原信行CEOは、5月4日（日）に東京ドームで開催される『RIZIN男祭り』にペレイラが来場することを明かしている。　関西から徐々に東京へと向かっているペレイラとプリニオ・クルーズコーチは、この日の練習会で愛知県豊明市でヒロヤマニハジムを訪れ、ヤマニハ、エドポロキングらとトレーニング。熱心に指導も行い、参加者たちにとって実りのある技術交流会となった。 　ペレイラは、キックボクシング33勝7敗後、MMAに転向し12勝（10KO）2敗。UFCではミドル級、ライトヘビー級の二階級制覇王者で、ミドル級時代にはショーン・ストリックランド、イズラエル・アデサニヤらに勝利している。 　2023年7月にライトヘビー級に転向し、ヤン・ブラホヴィッチに判定勝利。11月にはライトヘビー級王座決定戦として元同級王者イリ―・プロハースカを2R KOに下し王座戴冠を果たした。 【写真】練習会の後にはマルコス・ソウザも合流し、親睦会が行われた　2024年4月の『UFC 300』で元ライトヘビー級王者のジャマール・ヒルを1R、左フックでKOして初防衛戦に成功すると、6月の『UFC 303』ではプロハースカとの再戦を2R TKO勝ちで制し、10月の『UFC 307』ではカリル・ラウントリー・ジュニアを4RでTKOと3度の防衛に成功。2025年3月の『UFC 313』でマゴメド・アンカラエフ（ロシア）に判定負けを喫し、ベルトを失っている。 　王座陥落から母国ブラジルの自身のルーツであるパタソ族を訪れ、「先祖のエネルギーで戦士魂を充電中」としていたペレイラは、来日後は大阪、京都で羽織袴も着用。日本で英気を養い、「Chama」（さあ行くぞ）と記している。