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【RIZIN×Bellator】朝倉未来が対抗戦に早くも名乗り、那須川天心も参戦か

2019/10/09 21:10
2019年10月9日(水)都内にて記者会見が行われ、12月29日(日)さいたまスーパーアリーナにて米国のMMAプロモーション『Bellator』(ベラトール)がRIZINと協力して日本で初開催することが発表された。  エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)vsクイントン・ランペイジ・ジャクソン(アメリカ)のヒョードル日本ラストマッチなどが発表された記者会見後、榊原信行RIZIN CEOが囲み取材に応じた。  年末の目玉となるRIZIN vs Bellatorの対抗戦について榊原CEOは「3対3では少ないと思っていて5対5か7対7でやりたい。29日のBellatorで3対3、大晦日のRIZINで4対4か2対2で組み上げていきたいと思います」とし、「朝倉未来がさっそくやりたいと名乗りを上げているので、ベラトールのケージに入るかもしれない。堀口とRENAはベラトールに出ていますが、RIZINの中で光っている選手がケージに入ったら魅力的なので、RIZIN選抜としてトップアスリートをあえてケージの中に入れたい。逆に普段ケージで戦っているBellatorの選手をリングに入れたいですね」と、朝倉未来を始めトップ選手を29日に送り込みたいとする。 「ベラトールの大会に出ることでキャリアップして欲しい。世界に名前を売って欲しいですね。我こそはと思う選手は名乗り出てもらいたい。未来は『俺がやってやる』くらい言っていましたから、先頭を切ってやってくれれば。それくらいの感じで行きたい」  また、ベラトールにはキックボクシング部門もあり、「スコット代表は元々キックボクシングで育った人なんです。現在は総合格闘技の代表をやっていますが、立ち技が大好きなので」とし、那須川天心(TARGET/Cygames)のことを「むちゃくちゃ評価しています」という。 「那須川天心をベラトールに上げたいと間違いなく思っています。お互いの考え方が一致すればチャンスはあります。他のキックボクシングの選手にもベラトールで活躍するチャンスがあります。RIZINではかなえられないことをベラトールでかなえてあげられる。みんなが手を組んで、それぞれ行き来するような提案ができればと思っているので、いろいろなプロモーションにも声をかけたい」と、キックボクシングルールで那須川が参戦することもあり得るとした。 「僕が最終的に目指しているのはサッカーで言うチャンピオンズリーグ。それぞれのプロモーションの代表者同士が戦う。格闘技全体がメジャースポーツと向き合わせないといけない。格闘技界のワールドカップのようなものがいつか日本でできたらベスト。今回の試みがそういうものにつながっていけたらと思っています」と壮大な夢も語った。  スコット・コーカーBellator CEOは「急に決まった会見なので、まだヒョードルと話していない」とのことで日本大会をケージで行うかリングで行うかを明言しなかったが、榊原CEOは「(29日は)ケージでやります」と断言。 「ベラトールはとんでもないものを持っていて、リングからケージに15分くらいで変わるんです。上からケージが下りてくるんですが、それを日本に持ってきてほしい」と、大掛かりな装置をさいたまスーパーアリーナへ持ち込んで欲しいとした。  なお、ベラトールはアメリカに生中継するため試合開始時間は通常の大会よりも早まるとのこと。「日本のファンにも優しくてアメリカにも見せられる時間を考えています」とし、「世間にも届けたいので日本の地上波にも乗せていきたい」とフジテレビでの中継も交渉中とのことだ。
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