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【RIZIN】「男祭り」でヘビー級GP開幕へ、フライ級GPは9月からの同時進行か。安保瑠輝也も出場候補「純血のRIZINでドームクラスのド派手なインパクトのあるカードをしっかりラインナップしたい」

2025/03/07 16:03
【RIZIN】「男祭り」でヘビー級GP開幕へ、フライ級GPは9月からの同時進行か。安保瑠輝也も出場候補「純血のRIZINでドームクラスのド派手なインパクトのあるカードをしっかりラインナップしたい」

「THE MATCH 2」改め「RIZIN男祭り」として「今までのRIZINの韻を踏まないド派手なカード」を組みたいと榊原CEO

 2025年5月4日(日)に東京ドームで開催予定の『THE MATCH 2』が、平本蓮の負傷欠場により朝倉未来との再戦が中止となったことで、大会名を『RIZIN男祭り』として開催することをRIZINが7日の会見で発表。

『男祭り』の名称はPRIDE時代の大晦日大会に使われていたもので、2006年以来、19年ぶりの復活となる。大会名称は今日の朝に決まったという。

 会見では朝倉未来(JAPAN TOP TEAM)の復帰戦、RIZINフェザー級タイトルマッチの王者クレベル・コイケ(ボンサイ柔術)vs.挑戦者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(キルギス)、ヒロヤ(JAPAN TOP TEAM)vs.篠塚辰樹(MASTER BRIDGE/剛毅會)が発表された。

 追加カードについては「香川大会の前にド派手なカードも発表したいと思うし、グランプリを何級でどういうメンバーたちを中心にやるのかも早急に決めたい。アンダーカードも今日ご案内していない中で、平本の怪我を受けて他の団体の皆さんにも声をかけて来たけれどノリが悪いんですよ。だったらあえてそんな人たちに声をかけてもしょうがないなっていう感じもしていたので、もうガラッと変わって純血のRIZINで行けるのでその中でドームクラスのド派手なインパクトのあるカードをしっかりラインナップしたいと思います」と榊原信行RIZIN CEO。


【写真】エドポロキング(右)参戦がヘビー級GP開催へのきっかけになったことは間違いないだろう

 グランプリに関してはヘビー級を考えており、「5月からスタートするのはヘビー級でいきたいと思っています。フライ級も並行して次の9月くらいから同時進行でいいかなとも思っています。そういう二階級同時に少しずつズラしてぶち上げるのもいいかなと思っています」と、年内に2つのグランプリを行う計画であることを明かす。

 ヘビー級グランプリは16人で行うのかと聞かれると「昨日の会議の中で今日の発表に向けてそういう方向性を決めてきたことなので、いま世界中のヘビー級の中でいろいろな選手に目鼻立てながら国内では誰が行けるのか。クレベルの試合もそうですけれど、7月とか韓国の試合も少し編成を変えて東京ドームに持って来ているところあるので、これから8人で行くのか16人で行くのかも最終調整して、月内には発表したいと思います」とした。


【写真】2度の会見で盛り上げた安保vs.ガルシアだが、どうやら中止に(C)RIZIN FF

 安保瑠輝也(MFL team CLUB es)の出場についての質問があり、「安保ももちろん候補です。本人もスタンバイしてくれているので、誰と何を見せる試合を組むのか。祭りなので今までのRIZINの韻を踏まなくてもいいじゃないですか。一期一会のド派手なものを持ってこれるといいなと思っているので、楽しみにしていただいて。本人はボクシングかキックボクシングの試合で行きたいという感じですね。(対戦相手は)いろいろイメージはしていますけれど、決まったところでまたきちっとご案内したいと思います」と、安保らしいマッチメイクが組まれる模様。

 対戦が延期となっているライアン・ガルシアについては「ライアンとは弁護士同士の交渉になっていて。ライアン側からは、先にサウジのお金に目がくらんでそっちでやるので、大晦日に安保とやらせてくれとか都合のいいこと言っていて。そんなのいらないので、だったら金で解決しようという話に。取引だし、そもそも本当に手を怪我していたのかすらも不安になっていますけれどね。嘘だったらだいぶ大きな契約違反になると思う。そういう意味では僕らは法的に向き合うというか。でもそんな訴えるどうこうはせずに、きちっと弁護士を立てた中でどこか落とし所が見つかればいいなと、粛々と交渉中です」と消滅をにおわせた。

 また、男祭りということで女子の試合は組まれないのか、との質問も飛んだが「男祭りだけど男に負けないくらいの試合をする女子はいいんじゃないですか。新しい、フレッシュな形の。韻を踏んでいると言っても男祭りは俺たちのようなおじさんしか知らないじゃないですか。だから新しいファンには、新しい祭りをRIZINがやるみたいだよっていうのが僕らのコンセプト。想いを伝えられるタイトルとしてうってつけかなと。再スタートというところです」と、新しい格闘技のお祭りとして作りたいという。

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