釣ったマグロを前に笑顔でポーズをとる藤原乃愛（C）藤原乃愛
2025年2月22日にタイ・ラジャダムナンスタジアムで開催された『RWS』に初出場、タン・スアン・ユン（シンガポール）を破った女子ムエタイファイター藤原乃愛（尚武会フジワラムエタイジム）が“マグロ釣り”に挑戦した。
昨年から全勝のご褒美として、会長に宮古島マグロ釣り合宿に連れてきてもらったという藤原。「試合があるたびに『勝ったらマグロな！』って言われてたので、全勝して念願のマグロ釣りに来れて嬉しいです」と、マグロ釣りを“エサ”に頑張ってきた。
「釣りが大好きな自分にとってマグロ釣りは夢だったのでさいっこうに楽しかったです！」と、釣りが趣味だったようで、5本並べたマグロを前にガッツポーズ。
「約40～50kgのマグロ。聞いてた以上に重くて途中でほんとに諦めたくなったけど試合だと思ってマグロとの戦いに勝ちましたっ！笑 日々の練習の成果が出たと思います」と、釣り上げるのにはかなり悪戦苦闘したとする。体力的にも精神的にも、諦めずに釣り上げることが出来たのは日々の練習の成果だと笑った。
そして「人生最高の思い出です！ また次に向けて修行します笑。最後はパワー！」と、最高の思い出を作ってまた新たなる戦いへ向けての意欲がわいたと締めくくった。
この模様を掲載した藤原のInstagramには釣竿を手にマグロに悪戦苦闘する画像も掲載しており、ファンからは「マジカッケー」「カッコよすぎ」「凄い」「羨ましい」と絶賛するコメントが寄せられている。
藤原はジュニアキック時代から50戦以上のキャリアを重ね、2021年5月にプロデビュー。相手を圧倒する前蹴りで連勝を重ね、プロ6戦目でAyakaに勝利し、高校3年生にしてミネルヴァ ピン級タイトルを獲得。昨年3月に撫子との初防衛戦で敗れ、続く5月のムエロークでは女子ムエタイ界トップの一角、モンクットペットに判定負けを喫して以降は、タイを主戦場に。
2024年6月にはタイ・ カラレスタジアムで行われたFairtex Fight47kgタイトルを獲得。9月の『RAJADAMNERN KNOCK OUT』でも完勝、10月は『BOM』に初参戦してミンタに判定勝ち、12月は『RWS JAPAN』に初参戦でMIREYに判定勝ち、2025年2月にタイ『RWS』初参戦で初勝利。現在破竹の10連勝中。
