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【DEEP】フェザー級GP一回戦は、中村大介vs. 五明宏人、芦田崇宏vs.水野新太、奥山貴大vs.海飛、高橋遼伍vs.相本宗輝の4試合で決定!優勝賞金は300万円=3月15日(土)後楽園

2025/02/07 20:02
 2025年3月15日(土)東京・後楽園ホールで開催される『宗明建設 Presents DEEPフェザー級GP2025一回戦』の対戦カードが下記の通り決定した。GPは65.8kg+300gの66.3kgリミットとなり、5ジャッジにより判定され、GP優勝者にはベルトも渡される(※現フェザー級王者は青井人)。  抽選会は、まずは佐伯繁代表とのじゃんけん勝負で1番から8番を決め、勝った者から順に箱の中のボールを掴み、1~8の数字が書かれたボールの番号順に自身の対戦枠を決めていく形で行われた(2回戦の組み合わせは別途行われる)。  なお、試合順は一番右の枠がGP一回戦最後の試合=メインイベント、その左がセミ、さらに左がGP第2試合、左端がGP第1試合となることがその場で決められた。  ボールの番号は自身だけが知るなか、じゃんけんで1位で勝ち上がった奥山貴大が2番のボール、2位の五明宏人が7番のボール、3位の相本宗輝が8番のボール、4位の中村大介が1番のボール、5位の高橋遼伍が6番のボール、6位の水野新太が5番のボール、7位の芦田崇宏が4番のボール、最後にじゃんけん最下位の海飛が残った3番のボールを引いていた。  誰もいない枠を選択できる1番のボールを引いた中村は、迷わずメインイベントのGP第4試合の赤コーナーに自身の写真を置いた。  次に2番のボールを引いた奥山がGP第2試合の赤コーナーを選択。3番のボールの海飛は、6枠空いた中から、奥山の隣を選択。ストライカー対決が決定した。  4番ボールの芦田は、相手がいないセミファイナルに写真を置く。すると5番ボールの水野は「芦田さんお願いします」と芦田との対戦を選択。  6番ボールの高橋は、メインの中村の相手か、まだ対戦相手がいないGP第1試合のどちらかの選択となるなか、第1試合に写真を置いた。7番ボールの五明は、対戦相手に中村か高橋かを選択できるなか、メインイベントの中村の隣を選択。  そして最後の8番ボールの相本が残された高橋の相手となった。  この一回戦の組み合わせ抽選会の模様と、対戦相手が決定した各選手のコメントは現在、YouTubeの「DEEP/DEEP JEWELSメンバーシップ」にて限定公開中。3月23日と4月6日にリザーブマッチ1試合ずつを実施。2回戦は5月5日(月・祝)に行われる。決勝戦は7月~8月に開催予定。優勝賞金は300万円となる。 [nextpage] DEEP フェザー級GP2025一回戦 組み合わせ 【写真】5月5日のトーナメント2回戦の組み合わせは、1回戦後に再びマッチアップされる。 進化するUの遺伝子・中村大介 vs 赤田戦の苦戦を払拭できるか五明宏人 ▼DEEPフェザー級GP 2025 一回戦 5分3R 中村大介(夕月堂本舗)五明宏人(JAPAN TOP TEAM) ◆中村大介(夕月堂本舗)第7代DEEPライト級王者  Uの遺伝子を継ぎ、Dynamite!! で所英男から一本勝ちを収めている中村。2012年6月にDEEPライト級王者に輝き、2021年2月にはフェザー級王者の牛久絢太郎にヒザ蹴りでKO勝ち。2022年12月に岩本達彦にヒールフックで一本勝ち以降、キム・ミンウ、青井人、パク・チャンスといった国際戦を含む実力者相手に連敗中。2024年7月の前戦では白川ダーク陸斗にスプリット判定で惜敗しており、6月の45歳の誕生日をGP勝ち上がり選手として迎えるか。 ◆五明宏人(JAPAN TOP TEAM)DEEPフューチャーキングトーナメント2021ライト級優勝  五明は、伝統派空手の国際大会で5度優勝し、2022年3月のDEEPフューチャーキングトーナメントで優勝した。プロデビューから3連勝を飾り、2023年2月にプロMMA4戦目で神田コウヤとのタイトル戦に抜擢されるも判定負け。その後、海飛、木下カラテ、相本宗耀に敗れたが、2024年11月にはミヨン・ジェウクに判定勝ちし、大晦日の雷神番外地で赤田プレイボイ功輝にスプリット判定で競り勝った。29歳。  なお、同試合については、JMOCが判定の見解を公表。1Rは五明の押し込んでのヒザ蹴り、手数など累積的なインパクトと、ヒジ打ちの有効打などを評価。2Rも前半の五明が有効打。3Rに赤田が右のダウンを奪うも完全に追撃できなかったことで「五明の累積と赤田の一発にどれだけ差があったか。結論としては判定は妥当だった」としている。 [nextpage] 再起誓う元王者・芦田崇宏 vs 5勝無敗の22歳・水野新太 ▼DEEPフェザー級GP2025一回戦 5分3R 芦田崇宏(BRAVE GYM)水野新太(フリー) ◆芦田崇宏(BRAVE)第8代DEEPフェザー級王者  芦田は、ボクシングをベースに、2017年12月に上迫博仁を破りフェザー級王者に輝くと、2019年12月のBellator JAPANで平本蓮とのキックルールにも挑戦。2020年9月のRIZINで萩原京平から一本勝ちを収めた。2022年8月のDEEP109で今成正和を下し、10月のRIZINで中田大貴に勝利したが、その後、摩嶋一整、鈴木博昭、ロベルト・ロメロ、青井人を相手に連敗が続いている。“Mr.無印良品”から要チェックのGP参戦選手となるか。35歳。 ◆水野新太(フリー)  水野は、2023年2月のフューチャーキングトーナメントライト級準優勝に輝き、10月にFighting Nexusでプロデビューしてから3連勝を飾った。そんな中、2024年9月のDEEP東京大会で石塚一を2R KOで下し、続く11月のDEEP122ではRIZIN出場経験を持つ太田将吾を2R 判定で下している。格闘技のバックボーンなしで、格闘技を初めて4年目。石司晃一を師に、3R戦での戦いにも注目の22歳だ。 [nextpage] アゼルバイジャン帰りの海飛が、白川陸斗に一本勝ちのSB奥山貴大と対戦 ▼DEEPフェザー級GP2025一回戦 5分3R 奥山貴大(NEX SPORTS)海飛(和術慧舟會HEARTS) ◆奥山貴大(NEX SPORTS)シュートボクシング日本ウェルター級王者  柔道出身の奥山は、2022年6月のSB日本ウェルター級王座決定戦で村田義光と対決。柔道仕込みの大腰で2度のシュートポイントを奪うなどで差を付けて念願の王座を獲得。その後はチェ・ヒョンソク、青谷秋未に勝利し、2024年6月にはイモト・ボルケーノを破り初防衛にも成功。5連勝をマークしていたが、9月のNJKFで亜維二に判定負けを喫した。2024年12月のシュートボクシングのTDCホール大会で白川ダーク陸斗に腕十字で勝利し、鮮烈のMMAデビューを飾った。今回のDEEP フェザー級GP一回戦前日に31歳になる。  シーザー武志シュートボクシング協会会長は「奥山から昨年6月ごろにMMAにチャレンジしたいと相談を受けて、12月に開催した『GROUND ZERO TOKYO 2024』で、白川陸斗選手とのRIZINルールの試合をマッチメイクしたのですが、奥山はそこで見事な一本勝ちを収めシュートボクサーの実力を証明してくれました。今回DEEPという本格的なMMAの舞台でトーナメントに挑むことになりますが、立技格闘技であるシュートボクシングのチャンピオンが頂点を目指して戦い勝ち上がる姿でファンに勇気や感動を与えて欲しいと思います。チャレンジ精神をもって頑張ってください」と期待を寄せている。 ◆海飛(和術慧舟會HEARTS)DEEPフューチャーキングトーナメント2020フェザー級優勝  海飛は、極真空手で高校日本一に輝き、2021年3月のフューチャーキングトーナメントフェザー級で優勝すると共にアマチュアで7試合連続KO勝ちを収めた。同年6月のプロデビューから牧野滉風、鈴木崇矢をKOで破り、五明宏人との空手対決にも判定勝ち。しかし、雅駿介、力也、窪田泰斗といったグラップラーに3連敗と苦しんだが、2024年8月のDEEPサマーフェスティバルで西谷大成から一本勝ちを収めた。PANCRASEライト級次期挑戦者となった弟の天弥とともに、頂へと登るか。天弥とのアゼルバイジャンでのブガール・ケラモフらとの練習から帰国し、GP一回戦後に26歳になる。 [nextpage] 実力者・高橋遼伍に、7戦無敗5KOの相本宗輝が挑む ▼DEEPフェザー級GP2025一回戦 5分3R 高橋遼伍(KRAZY BEE)相本宗輝(ROOM) ◆高橋遼伍(KRAZY BEE)第8代修斗環太平洋フェザー級王者  高橋は、修斗で8連勝を飾ると共に2016年11月に修斗環太平洋ライト級王者に輝いた。2019年5月からONEを主戦場に活躍するが、ユン・チャンミンをKOに下し、オ・ホテクとスプリット判定など活躍も試合の機会に恵まれず、2024年3月にRIZIN参戦。久保優太にスプリット判定で敗れた。しかし、12月にDEEP初参戦でGINJIに右ストレートからのサッカーキックで初回KO勝ちするなど、破壊力ある打撃は健在。実弟のグレコローマンレスラーの高橋昭五と磨いた組み力もMMAに融合させている。GP1回戦の時は36歳になる実力者がビッグタイトルを目指す。 ◆相本宗耀(ROOM)  相本は、格闘技のバックボーンが無いなか、20歳で仲間内で格闘技を始め、2023年5月にプロデビューしてから3連勝を飾ると、その打撃センスと試合毎に強さを増す組み力に多くの選手関係者から評価されている。2024年は3月に牧野滉風を初回TKOに下すと、7月のDEEP120では太田将吾も1R TKO。9月に五明宏人に判定勝ち。続く12月には初のメインで前園渓も1R TKOに沈め、7戦7勝。DEEPフェザー級で最も注目されている選手の一人だ。GP時には24歳になる。 [nextpage] GPリザーブマッチは3月23日と4月6日で2試合実施 ◆DEEP TOKYO IMPACT 2025 1st ROUND 2025年3月23日(日)ニューピアホール ▼DEEPフェザー級GP一回戦 リザーブマッチ 5分3R 畠山祐輔(ボンサイ柔術)狩野 優(TRIBE TOKYO MMA)  畠山は「朝倉未来1年チャレンジ」出身でボンサイ柔術移籍後、3試合連続で一本勝ち。  対する狩野は、POUNDSTORMで中村京一郎、DEEPで鬼山斑猫、高塩竜司に勝利。3連勝で2023年3月のONE FFに参戦も、ロシアのイヴァン・パルシコフのヒザ十字に一本負け。  2024年8月の『TTF CHALLENGE 10』で轟轟にも延長判定負けで2連敗も、11月のDEEPでの前戦で森俊樹に1R 腕十字で一本勝ちで再起を遂げた。 ◆DEEP OSAKA IMPACT 2025 1st ROUND 2025年4月6日(日)錦秀会 住吉区民センター大ホール ▼DEEPフェザー級GP一回戦 リザーブマッチ 5分3R 三村 亘(パンクラス大阪稲垣組)延命そら(TEAM FAUST)  2024年12月のDEEP大阪大会で劉獅をKOで下すなど3連勝を飾ったパンクラス大阪稲垣組の特攻隊長・三村亘と、大阪大会で古根川充を破り、4試合連続でフィニッシュ勝利している中村優作の愛弟子・延命そらによる大阪対決が決定。 [nextpage] 3月15日はGP以外も豪華! 瀧澤謙太vs平松翔、本田良介vsKENTA、北岡悟vs山本颯志、日比野vs雅駿介ほか7カードも ▼DEEPバンタム級 5分3R瀧澤謙太(Fired Up Gym)平松 翔(BLACK BELT JAPAN) ▼DEEPフライ級 5分3R本田良介(タイガームエタイ)KENTA(K-Clann) ▼DEEPライト級 5分3R 北岡 悟(パンクラスイズム横浜)山本颯志(JAPAN TOP TEAM) ▼DEEPバンタム級 5分2R ※選手名から前戦日比野“エビ中”純也(フリー)雅 駿介(CAVE) ▼DEEPバンタム級 5分2R 山本有人(リバーサルジム東京スタンドアウト) 朝比奈龍希(JAPAN TOP TEAM) ▼DEEPフライ級 5分2R 木村琉音(K-clann)松井優磨(KATANA GYM) ▼オープニングファイト DEEPフェザー級 5分2R滝田J太郎(KINGCRAFT)八須拳太郎(FIGHTER'S FLOW)
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