▼第5試合 キャッチウェイト(-55.33kg)ムエタイ 3分3R
〇パデッスク・ルクスアン(タイ)
KO 1R 2分57秒 ※3ノックダウン
×HIROYUKI(RIKIX)
HIROYUKIは目の良さと身体能力の高さを活かし、打たせずに打つ試合が持ち味。時折、派手な蹴り技も見せる。新日本キックボクシング協会の第6代日本フライ級王者&第12代日本バンタム級王者。RIKIX移籍後は様々な団体に参戦して活躍している。2023年は「NO KICK NO LIFE バンタム級賞金トーナメント」に出場し、決勝へ進出するも花岡竜に敗れて準優勝。
2023年11月には「RISE NEW WARRIORS スーパーフライ級トーナメント」の1回戦で長谷川海翔にまさかのKO負けを喫した。5月の『NO KICK NOLIFE』で山田航暉に判定勝ちして再起を飾ると、7月の岡山ジム主催興行では河野直次郎に右フックで初回KO勝ち。2024年8月にONE初参戦を果たすとシンサンパーを1R1分28秒、左フックでKOしてみせたが、10月の2戦目ではプラカイペットに惜敗。戦績は37勝(17KO)14敗4分。
パデッスクは『ONE Friday Fights 71』で初参戦し、ペッタウィーに判定勝ち。身長173cmの長身サウスポー。戦績は42勝10敗。現役大学生だという。
1R、パデッスクの左ミドルをスウェーでかわしたHIROYUKIはすぐにワンツー。右三日月、右カーフも蹴るとパデッスクはさっそく首相撲を仕掛けてくる。パデッスクの左ミドルには右インローを返す。HIROYUKIが右ボディストレートを突き刺し、右インローから右ストレートを打とうとしたところで左フックをもらってダウン。
かなり効いている様子のHIROYUKIは右ミドルを蹴り、回り込んでいくが、左ハイキックで2度目のダウン。最後は左フックからの飛びヒザ、そして左ヒジでHIROYUKIが3度目のダウン。HIROYUKIは右腕がロープに引っ掛かりガードすることが出来ず壮絶なKO負けとなった。
いかにもボーナス待ちだったパデッスクには、その通り、35万バーツのボーナスが贈られ、パデッスクは小躍りして喜ぶ。今日は今までのトレーニングとコーチへの信頼があったから勝てました。パンチ、左ハイキック、ヒジも全て完璧だった。トレーニングと戦略が完璧だった。自分のポテンシャルを信じてくれてありがとう」と勝利者インタビューで語った。