2024年12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~』の前日計量が、13日(金)都内にて正午より行われた。
第13試合の無差別級3分3R延長1Rで対戦する、シナ・カリミアン(イラン/SINA ARMY)は105.8kg、木村太地(VRK GYM)は114.1kgで計量をパス。
カリミアンは計量で木村とのフェイスオフを拒否すると、会見でのツーショットも拒否。これに木村は「2週間前に決まって、倒す気満々です。相手は向き合うことなくどこかに行ったんですけれど、完全に格下に見ているんだなと。でも、格下の僕にぶっ飛ばされるシナは可哀想だなと思っています」と強気な発言。
改めて対戦相手に立候補した理由を聞かれると「純粋にシナがKrushのリングに乗り込んで来た時に、こいつは興行を潰しに来ているんだなと。それが許せなかったのと、いつかはやりたいと思っていたので、それで立候補しました。自分に煽り合う必要もないんで、自分は試合をするだけです」と答えた。
一方、カリミアンは「明日は絶対勝ちます」と日本語で挨拶すると、木村の討伐発言について「そこは、お前の仕事じゃない。ボスに言わされているんだろうけど、お前は関係ないから」と一蹴した。さらに「彼は、私の後ろに座っているのが幸せなんじゃないかな」と完全に格下扱い。
それよりも、カリミアンの怒りの矛先は因縁のクラウディオ・イストラテへ。壇上から「おい、ジャガイモ野郎! 反則負けして、トーナメントに出場するなんてありえないよ。相手の山口が強いローキックを蹴り続けるのでローキックを気をつけろよ! キックも身体も強いし、お前は勝てないぞ」と挑発。これにイストラテも立ち上がって両者は舌戦を展開。
木村は「面白いなと。以前の試合も見て、やり合っているのを見て面白いなと。自分は関係ないですけれど」と高みの見物を決め込んだが両者の舌戦は収まらず。記者会見は強制終了となった。