過酷な減量を経て明日の試合に臨む昇侍、芦澤のKO宣言に同じKO宣言で応えた(C)RIZIN FF
2024年11月17日(日)愛知・ポートメッセなごや第1展示館『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』の前日公開計量が、16日(土)名古屋市内にて15:15より行われた。計量は全員が無事パスしている。
第10試合のRIZINバンタム級(61.0kg)5分3Rで対戦する、昇侍(KIBAマーシャルアーツクラブ)は61.0kg、芦澤竜誠(フリー)は60.9kgでそれぞれ計量をパス。
続いてのフェイスオフでは、芦澤が両手をだらりと下げながら身体をゆらゆらと揺らす“酔拳”で昇侍を見下ろしていたが、昇侍は微動だにせず芦澤と目を合わせていた。
前日の個別インタビューにて「思っていた以上に体重を下げきれなかったので、水抜きを多くしないといけないのが不安要素です。そこは気合いで乗り越えようと思っています」「あと5kgですかね。初めてですかね。でもそれに耐えられるだけの体力と身体作りはしてきたので、クリア出来ると自分は思っています」と、初の5kgの水抜きをすることを明かしていた昇侍。体重や体調が不安視されていたが、見事クリアーしてみせた。}
そんな昇侍に芦澤は「まず、昇侍選手。減量キツいのに落としてくれて。おめでとうございます。で、リスペクトしているけれど、練習すればするほど必ずぶち殺せるので明日はKO勝ちします」と、減量の労をねぎらうと共にリスペクトを持ってKOすると宣言。
笑みを浮かべながら芦澤の発言を聞いていた昇侍は「皆さん、今日までありがとうございました。もう俺に失うものは何もありません。思い切って明日はぶつかって、僕も宣言します。明日はKOで勝利したいと思います」