2024年12月14日(土)東京・国立代々木競技場第一体育館『K-1 WORLD GP 2024 in TOKYO~FINAL~』にて行われる、「宝仙堂の凄十 presents K-1 WORLD GP 2024 無差別級トーナメント」。
出場が決まっていた2023年K-1 30周年記念無差別級トーナメント覇者でK-1 WORLD GPクルーザー級王者のリュウ・ツァー(中国/唐山文旅驍騎ファイトクラブ/CFP)が、右足の舟状骨骨折でドクターストップ。今大会を欠場することとなった。
【写真】新たに参戦が決まったルイとファラオーニが準々決勝第4試合で激突 リュウの欠場に伴い、中国散打の王者フェン・ルイ(中国/星武創新ファイトクラブ/CFP)のトーナメント出場が決定。
ルイは2018年中国散打選手権大会優勝、2019・2023中国散打選手権大会準優勝、2022年中国散打選手権大会第三位などの実績を持つ。リュウ・ツァーとは2021年の『武林風』で対戦し、ツァーのカーフキックをディフェンスしたルイが左ボディ、右ストレートで崩して勝利をものにしている。ヘビー級ながらスピードとテクニックがあり、旧K-1時代の4タイムス王者アーネスト・ホーストを彷彿とさせる選手だという。身長187cm、10勝(2KO)無敗の29歳だ。
そして、未定となっていた“ワイルドカード”の選手も決定。ISKA世界スーパークルーザー級(-95kg)王者マッティア・ファラオーニ(イタリア/Fight1-S.gabriel)の初参戦が決定した。
ファラオーニは“トルネードマジシャン”の異名を持ち、アマチュア時代の2013年10月にブラジルで現UFC世界ライトヘビー級王者&GLORY二階級制覇王者のアレックス・ペレイラとWAKOタイトルマッチを争った経験を持つ(判定負け)。プロデビュー後は着実に勝利を重ね、2023年11月にイタリアのキックイベント『OKTAGON』でボクダン・ストイカからフグトルネード(下段後ろ廻し蹴り)でダメージを与え、後頭部への飛び後ろ廻し蹴りでTKO勝ち。2024年3月はイタリアでK-Jeeを破り、6月はダヌット・フルドゥクから勝利している。重量級にして、ニックネーム通りに回転系の技を得意としており、戦績は28勝(13KO)4敗。188cmの33歳。
この両者がトーナメント準々決勝の第4試合で対戦することが決まった。詳細に関しては、後日行われる記者会見にてカルロス菊田K-1プロデューサーより説明される予定だ。