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2024年11月17日(日)愛知・ポートメッセなごや第1展示館『RIZIN LANDMARK 10 in NAGOYA』にて、今回はフェザー級に階級を上げて鈴木博昭(BELLWOOD FIGHT TEAM)と対戦する秋元強真(JAPAN TOP TEAM)が15日、個別インタビューを行った。
秋元は、アマチュア6戦全勝でプロ3連勝後にJAPAN TOP TEAMへ移籍。2024年5月に朝倉未来推薦選手として『格闘代理戦争』に出場し、アラン“ヒロ”ヤマニハに2R、右ボディを効かせてTKO勝ち。9月のRIZINに初参戦してバンタム級で金太郎をTKOに破り、6戦全勝となっている。
“怪物くん”との試合を前に秋元は、「早い段階で自分のパンチが当たっちゃうと思います」と、打撃での勝利を予告した。
JTTで海外選手とも手合わせし「俺のほうが判定だったら獲ってた」
──試合を2日後に控えた心境を。
「この間、試合したばっかで、この短期間なんで“ちょっと早いかな、もう試合か”と。アマチュアの頃もこんな早いことはなかったです。でも、前回の試合前も3日しか休まず練習していたので、逆により気合が入って前回より仕上がったかなと思います」
──バンタム級の秋元選手にとって、今回のフェザー級戦の減量は?
「通常体重は70~71kg。多少は減量したんですけど、減量はあるっていえばあるけど、この前の日曜くらいからなので無いっていえば無いです」
──対戦相手の鈴木博昭選手の印象と勝算を。
「打撃が強い……というか、ガードが固くて、ボディーが効かないので。ディフェンスに全振りしている選手かなと。煽っているわけではないですけど、打撃でも寝技でも正直相手にならないと思っています。何もさせずに圧倒したいです」
──どんな試合にしたいですか。
「レスリングで自分から攻める展開を見せたいけど、寝技に行く前に早い段階で俺のパンチが当たっちゃうんじゃないかなと思います」
──体格差は?
「あんまぶっちゃけ変わんないというか、フィジカルが弱いとかまだ言われるけど、弱い自覚は無いし、本当に強いヤツはちょっとの体重差はあんまり影響ないですし、パワーで負けても技術で勝つので」
──日本格闘技のニュースターとしての期待はパワーになるか、プレッシャーになるか。
「あんま気にしてないですね。ただそういう声は結構入ってくるので嬉しいなって感じです」
──試合順が、休憩後1発目の盛り上がるところに組まれたことについては?
「休憩後1発目に選んでもらえたことはすごく嬉しかったけど、もうちょい上でもやりたかったと思いますね」
──ビリー・ビゲロウコーチから色々アドバイスを受けたと思いますが、特に印象に残ったアドバイスは?
「ビリーともエリー(ケーリッシュ)ともマンツーマンで毎週1回やっています。打撃はさらに磨きがかかり、レスリングは自分から攻める展開も今まで見せてこなかったので、今回は自分からの攻めも見せていきたいです」
──前戦とは違う戦い方も見せる?
「そうですね、打撃もやるけど寝技もやりたい。ただ早い段階で自分のパンチが当たっちゃうと思います」
──朝倉海選手のトレーニングパートナーとして、試合前のモンド・グディエレスやマイケル・アルジャウジらほかの海外選手もJTTに来ていますが、手合わせもしていますか。その手応えは?
「はい。5分3Rスパーしたけど、俺のほうが判定だったら獲ってたなと思う。……これはあっち(海外の選手)には伝わらないで欲しいです(笑)」
──前回の試合は、朝倉未来さんのシルバーと、朝倉海選手のゴールドのファイトショーツでしたが、今回の試合は?
「ゴールドとシルバーなんですけど、真似したわけじゃなくて自分に似合ってるって思って。もともと輝いている色が好きですし、これからは自分の色にしていきたいです」
──大晦日参戦も狙ってますか。
「狙ってます、もちろん」