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【RISE】大﨑一貴がスーパーフライ級王座を返上、新設予定の世界王座へ向けて「それだけを目指して頑張るため」ONEへの挑戦、MISAKIとの婚約についてもコメント

2024/10/21 14:10
【RISE】大﨑一貴がスーパーフライ級王座を返上、新設予定の世界王座へ向けて「それだけを目指して頑張るため」ONEへの挑戦、MISAKIとの婚約についてもコメント

約4年間保持したタイトルを返上した大﨑。次は初代世界王座の獲得へ向かう

 2024年10月21日(月)都内にて記者会見が行われ、第2代RISEスーパーフライ級王者・大﨑一貴(OISHI GYM)がタイトル返上を発表した。


 大﨑は2020年2月からRISEに参戦し、9月に初代王者・田丸辰を破ってスーパーフライ級王座を奪取。2022年10月に風音を判定で破り初防衛に成功、2024年6月に政所仁の挑戦を退けて2度目の防衛に成功している。

 伊藤隆RISE代表は「返上の理由は本人が念願している世界スーパーフライ級タイトルに向けて進めていきたいため。2度防衛して世界へ行くことになります」と、RISE世界スーパーフライ級王座へ向けての返上であると説明。

 大﨑は「世界に挑戦することで4年間持っていたベルトを返上することになりました。防衛したばかりでちょっと寂しい気持ちもありますし、孔稀(現バンタム級王者)と兄弟で王者でいたというのもあるのでなかなか手放すのは少し寂しい気持ちもします。今度は孔稀と世界王者として並べるように12月もしっかり勝って、すぐにでもタイトルマッチを組んでもらえるように頑張るので応援してほしいです」と、長年保持していたベルトを返上するのは寂しい様子。


「悩むと言うか、世界に挑戦するなら返上しないといけないのかって想いはあったんですけれど、なかなかRISEで両方(防衛戦を)やるのは難しいので、世界へ向けてそれだけを目指して頑張るためにも1回返上して、また世界へ向けて頑張ろうと思いました」とその理由を説明した。

 12月21日(土)千葉・幕張メッセイベントホール『GLORY RISE FEATHER WEIGHT GRANDPRIX』にワンマッチでの出場が決まっており、「相手は強い選手がいいです。名前のある、みんなが分かるような選手と試合をして勝って、世界のベルトを大﨑ならと認めさせる試合をしたい」と意気込んだ。

 その対戦相手について伊藤代表は「53kgは世界で見ると小さい階級なのでアジア系になると思う。世界タイトルへ向けての試合だからヨーロッパとかアメリカとかとやるのではなく内容だと思います。適任する外国人を選出したい。53kgで有名な選手は誰がいるか教えてください」と、ファンからも大﨑の世界前哨戦の相手は誰がいいかを募りたいとした。


【写真】2022年10月、風音を判定で破り初防衛に成功

 初代世界王者決定戦がなかなか実現しない理由についても「大﨑は実績ナンバーワンだと思いますが、見合う相手を探すのが大変。タイトルマッチにふさわしい相手を選出しないといけない」と、初代世界王座を争うにふさわしい相手を見つけられていないことを理由にあげる。

 11月8日(金)には『ONE Friday Fights 86』に孔稀(OISHI GYM)の初参戦が決まった。弟に続きたいかと聞かれると「もちろんONEの舞台にも出たいですけれど、今回返上してしまうのでいったん王者でなくなる期間があるので。12月に試合をするのは決まっているのでしっかり勝って、その次にタイトルマッチを組んでもらってRISE世界王者になり、そこから僕もRISEの世界王者としてONEに出ていきたい」と、RISE世界王者の看板を背負ってRISEに乗り込みたいとした。


【写真】2024年6月、政所仁を破り2度目の防衛に成功

「RISEに出させてもらって王者にもなれて今度は世界なので、RISEのために…もちろん自分のためにでもありますが、そこは話し合っていかないといけないと思っています。強い選手とやりたいのがあるので、ONEで一番下の階級が56.7kgで3~4kg重くなりますが、そこはあまり心配はしていません。試合を見ても僕なら全然倒せる自信があるので挑戦してみたいと思います」と、ONEへの挑戦にも意欲を燃やす。


 次にこのベルトを巻く選手はどういう選手であって欲しいか、と問われると「僕自身、勝ち続けてこのベルトの価値を高めてこれたのはあると思っています。他団体や外国人、防衛も2回して勝ってきているので、それを継いで欲しい。選手のスタイルはいろいろあるけれど、結果で分からせるような王者になって欲しいなと思います」と希望した。

 また、大﨑といえば先日、SB日本女子アトム級王者MISAKI(TEAM FOREST)との婚約を発表したばかり。そのことについて聞かれると「まだ婚約の段階ではあるんですけれど、RISEに参戦する前からお付き合いをさせていただいているので、しっかりサポートしてもらって結果も出せています。これからもそこは変えることなく、結果が大事だと思うので結果を出し続けるように頑張ります」と、さらに気を引き締めていくと語った。

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