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【シュートボクシング】海人が“深紅の坊主頭”で計量パス「倒れない限りは全部使っていきたい。倒すことは決まっている」、キリアは「劇的なファイトを見せたい」

2024/10/12 23:10
 2024年10月13日(日)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2024 act.5』(U-NEXT配信)の前日計量&記者会見が12日(土)都内にて17:00より行われた。  メインイベント(71.0kg契約)で対戦するSB世界スーパーウェルター級王者・海人(TEAM F.O.D)は70.45kg。初代GLORYライト級王者ダビッド・キリア(ジョージア)は71.0kgジャストで計量をパス。  計量を終えた海人は「明日は試したいことがいっぱいあるので、それをキリア選手に試せるのは自分の中でワクワクしているので、しっかり倒してメインを締めくくりたい」と力強く意気込みを語る。  坊主頭に赤く染めた髪型については「僕は飽き症なので今までやったことのない髪型にしました(苦笑)。自分の気持ちとしては燃えているので、そういう意味で赤くしたと思ってください」と髪型は燃える闘志の現れだという。  顔面以外で倒れたことはないというキリアをどう攻略するかと聞かれると「全部の技を使いたい。顔でも倒したいし、お腹でも倒したいし、足でも倒したい。前回の試合があまりスッキリしていない結末だったので、その分もあるし、今回いろいろ試したいこともあります。3Rしかないですけど、倒れない限りは全部使っていきたいし、しっかり倒すことは決まっていることなので、その中でいろいろ試していきたい」と全ての技を使って倒しにいくとする。  海人の自信満々のコメントを受けてキリアは「海人選手が勝ちたいと思うのは当たり前。自分はベテランなので、海人選手が燃えてるのを見ると、自分にとってもパワーになる」とニヤリ。 「自分は日本に来るのは初めてなので、一つの大きな夢を叶えられました。海人選手はとても若手の選手で、夢が大きい。自分はベテランとして、明日劇的なファイトを見せたい。一瞬たりとも目を離さないでください。海人選手にはいい経験になるようなファイトをしたい」と憧れの日本での初ファイトに燃えている様子。  キリアは2021年から参戦したONEのリングではジョルジオ・ペトロシアン、シッティチャイ・シッソンピーノン、タワンチャイ・PK・センチャイ、また中国ではスーパーボンと対戦して鎬を削ってきた紛れもなく世界トップレベルの実力者。海人はその選手と比べてどのレベルの位置にいるかとの問いには「そういうことは戦うことで分かるものなので、答えは明日になります。今言えることとしては、海人はハードワーカーだということ。これから伸びる選手なので、明日の僕とのファイトを通していい経験になるような試合をしたい」とベテランのキャリアのキリアだけに、試合を通して海人には学ばせたいことがあるという。  この言葉を受けて海人は「キリア選手が経験として僕にいろいろ教えてくれるのであれば、しっかり教わりたいなと思っています。僕は対戦した全選手にいろんなことを戦って教えてもらっているので、キリア選手のいいところを学ばせてもらって、それは次に活かしていきたいし、今僕がやりたいことはしっかりやることを今回のテーマにしてやっていきたい」とした。  なお、海人がリベンジを狙うティジャニ・ベスタティは、10月13日(日本時間)にオランダ・ロッテルダムにて開催される『GLORY 96』でGLORY世界ウェルター級タイトルマッチに挑むことが決定しており、海人は「もちろん僕がやりたいのはベスタティただ一人なので、僕はここで負けれないし、普通の勝ち方している場合でもないと思います。ベスタティに対しては、しっかり勝って二階級制覇をしてもらいたい。70kgのタイトルを持っている限りは僕は狙い続けます。今回、僕が勝てば、残るはベスタティへの道しかないと思うので、そこを実現できるように僕はしっかり結果を出すだけかなと思います」と打倒ベスタティに向けて燃えているとした。
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