2024年9月1日(日)東京・アリーナ立川立飛で開催が決定した『BreakingDown 13』のオーディション動画が、8月3日より朝倉未来CEOのYouTubeチャンネルにて公開されている。
8月9日(金)に公開されたvol.4では、瓜田純士が「どうしてもBreakingDownに紹介したい男がいて。紹介したいって言うか、伝えたいことがあるって言うからちょっと付き合ってくださいよ。話があるってある人物から」と、カメラマンを引き連れてとあるジムへ。
そこにいたのは木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/Battle Box) 。瓜田とはたまたま近所で何度か会い、話す仲になったのだという。
木村は「お願いというか、僕の気持ちなんですけれど、安保はパッキャオと試合が決まったり、スダリオ選手と試合したりとか、ああいうのを見ている中で元々は一番最初に僕に喧嘩を売ってくれたし、僕がK-1辞めてボクシングに行くってなった時に『最後に俺とやってから引退しろよ』と言ってくれて。それがずっと引っ掛かっていて」と、一度は2023年大晦日に対戦が決定しながらドーピング検査の結果、試合が中止になった安保瑠輝也(MFL team CLUB es)のことを話し始める。
(C)BreakingDown「本当はBreakingDown 13のオーディションの日程を聞いていたので殴り込みに行こうかなと思ったんですけれど、自分の中の気持ちがもやもやしたり、本当にそれをやっていいのか、そこに行っていいのかって自分としての葛藤があって。気持ち的に行けなかった部分があるんですけれど、(パッキャオと)自分がやるはずだったって気持ちもあって。そこまで行きたかったし、それを全部アイツにやられているっていうのもあって。気持ちが吹っ切れたというか、これはもう悩んでいられないなって思って。BreakingDownで安保とやれないかなって思って。直談判という形で」と、BreakingDownで因縁の安保と対戦したいと打ち明けた。
安保との試合が実現するなら「安保とやるためなら他何試合でも挟みますし、やれるヤツがいるなら俺は全然やっていいと思っています。僕は誰でも準備できていますね。ノッコンさんでもどの体重でも合わせます」と、体重無差別でも誰とでも対戦すると言い放つ木村。「我こそはっていう選手がいたらぜひ手を上げてもらいたいし、そこは待ってるんでぜひお願いします」と、BreakingDown参戦を瓜田に直訴した。
瓜田が「ステロイダーなの?」と聞くと、木村は「だったですけどもう抜いています」と答える。
また「それありきでああいう結果だったって思われると僕もそこは違うので。やってきたものがあってのことなので。そこ払しょくしたいですね。ナチュラルな身体っていうのを証明してやっていければなと思っています」と、ステロイドに頼らなくても強いことを証明したいとした。
(C)BreakingDown 最後に木村は安保へ向かって「瑠輝也の活躍を俺は誰よりも見ているし、誰よりも一番応援してるつもりです。一番の瑠輝也の応援団だと思っているので。その中で俺との試合はなくてはならない対決だと思うので、そこは逃げずにぜひ僕と試合してください。最高のバチバチの日本中を元気付ける最高の試合しましょう」と、決着をつけようとアピールした。
動画には「木村“フィリップ”ミノル BreakingDown参戦」との文字が踊り、木村が出場するのは決定的なようだ。安保が直接受けるのか、それともBreakingDownの人気選手との対決になるのか。動画の最後には「木村“フィリップ”ミノルに挑戦したい方 大募集」と、対戦相手を公募することも告げられていた。