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2024年7月27日(日本時間28日)、英国マンチェスターのCo-op Liveにて開催される『UFC 304: Edwards vs. Muhammad 2』の前日計量が26日(同27日)、同地にて行われ、バンタム級でジェイク・ハドリー(英国)が137ポンド(62.14kg)の1ポンドオーバー以外はほか選手はパスした。
注目のフライ級では、日本の平良達郎が勝者との対戦も視野に入れる、UFC6連勝中のムハンマド・モカエフ(英国)と、UFC4連勝中の元RIZINバンタム級王者のマネル・ケイプ(ポルトガル)が計量。モカエフが126ポンド(57.15kg)、ケイプが125.5ポンド(56.93kg)で両者ともにパスも、公開計量では、滞在先のホテルでの乱闘騒ぎに続き、両者が一触即発の状態に。
先に上半身裸で入場したケイプは、体重計の上で右手を挙げてガッツポーズし、ステップを踏んでモカエフを待ち構える臨戦態勢。続いてサングラス姿のモカエフがこちらも上半身裸で登壇し、体重計に乗る前に、ファイティングポーズを取ってケイプの前に進むと、ケイプもそこに突っ込んで行こうとして、黒服のセキュリティたちがすぐに間に入って両者を分けた。なおも両者セキュリティを振り切り掴みかかろうとするが、距離を開けられる。
フェイスオフの立会人のダナ・ホワイト代表は、先にケイプに降りろ、と命じ、フェイスオフは行わずに退場を指示。モカエフはサングラス姿のまま体重計の上でガッツポーズし、壇上を降りた。
公開計量後のバックステージでも控え室に戻るなかでセキュリティに抱えられながらもモカエフがケイプにペットボトルを投げつける姿が映し出されており、両者の因縁はケージの中に持ち越されそうだ。
Water bottles were thrown backstage between @muhammadmokaev and Manel Kape 😳#UFC304 | Saturday | LIVE on TNT Sports & discovery+ pic.twitter.com/MOhw05YTaA
— UFC on TNT Sports (@ufcontnt) July 26, 2024
メインとコメインのダブルタイトルマッチはいずれも地元・英国の王者の防衛戦。
メインは、2016年以降、9年間・13戦負け無しのレオン・エドワーズ(英国)が唯一、2021年3月にノーコンテスト(アイポークでNC)となったベラル・ムハメド(米国)と対戦。ムハメドも2019年にジェフ・ニールに判定負けして以降、10戦負け無し。
コメインは、正規王者のジョン・ジョーンズが欠場中のヘビー級で暫定王者のトム・アスピナル(英国)が防衛戦。2年前に同じ英国で戦い、UFC初黒星を喫したカーティス・ブレイズ(米国)との再戦に臨む。2022年7月の前戦では、アスピナルが右ローキックを放った際に右ヒザを負傷して、開始15秒でTKO負け。その後アスピナルは、2023年7月にマルチン・ティブラ、2023年11月にセルゲイ・パブロビッチをいずれも初回に右ストレートでKOに下し、暫定ベルトを巻いている。
レスラーのブレイズは、アスピナル戦で3連勝をマークも、2023年4月にパブロビッチに右アッパーを浴びて1R TKO負け。2024年3月の前戦でジャイルトン・アウメイダを2R TKOに下して再起を果たしている、
日本時間28日(日)朝7時にスタート予定のアーリープレリム5試合、9時開始のプレリム4試合、11時に始まるメインカード5試合を含む全試合が『UFC FIGHT PASS』ならびに『U-NEXT』でライブ配信される。