東よう子が体重超過のガルダードに初回一本負け
▼バンタム級 5分3R
〇テイラー・ガルダード(米国)5勝2敗 137.4lbs/62.32kg ※体重超過
[1R 1分23秒 リアネイキドチョーク]
×東よう子(日本/Me,We)8勝5敗 135.5lbs/61.46kg
※ガルダードは25%の罰金
大島同様に柔道ベースの東は、PANCRASEで5勝2敗後、2022年5月のDEEP JEWELSでのKINGレイナとの再戦で連勝。DEEP JEWELSフェザー級王者となった。2022年11月のDEEP JEWELSではバンタム級でダイヤモンドローズに3R TKO勝ちで4連勝をマーク。
2023年4月にPFLに「フェザー級」で参戦を決めると、2023年4月の初戦で、ロシアのマリナ・モクナトキナ(ロシア)に2R TKO負け。その後、アトランタのATTでの出稽古も経て、2戦目でオレーナ・コレスニク(ウクライナ)に接戦も判定負けで予選突破ならなかった。今回のInvicta参戦はバンタム級戦。ライト級でも戦っていた対戦相手のガルダードが体重を作れるか懸念されていたが、計量結果はガルダードが体重超過。25%の罰金も、東にとっては厳しい判断を迫られたことになる。
対戦相手のテイラー・ガルダード(米国)はMMA4勝2敗で東のちょうど半分のキャリアだが、過去にInvicta Phoenix Seriesバンタム級で1R制のワンデートーナメントを勝ち上がり、決勝でタネイシャ・テナントに判定負けで準優勝。
その後、PFLでは女子「ライト級」に出場。3戦をいずれも判定で勝利し、決勝でケイラ・ハリソンに右オーバーハンドをヒットさせるも、2Rに腕十字で敗れ、100万ドル獲得はならなかった。
しかし、初戦で後に東が敗れたコレスニクに判定勝ち。相手のがぶりにシングルレッグからトップを取り、2Rにはダブルレッグテイクダウン、さらに3Rにはかんぬきスープレックで投げて上を取っている。1発の重さと圧力のあるガルダードが、さらに体重超過で最後の厳しい減量をパスしなかったことで、東にとってはその重さがどう影響するか。
2023年7月の前戦『Tuff-N-Uff 132』ではジャッキー・カタリーネに3R TKO勝ち。それ以外はすべて判定勝ちという際で競り勝つガダードのバンタム級+600gでの参戦は、対海外での適正階級となる東にとって、難敵となるだろう。
1R、向き合うと明らかに大きな体重超過のガルダード。
ともにオーソドックス構え。低めのダブルレッグに入る東。スプロールするガルダードはバックに回り、両足を差し込むとバックマウントからパームトゥパームでリアネイキドチョークを極めた。
Beautiful rear-naked choke finish from Taylor Guardado!#InvictaFC55 is LIVE on @CBSSportsNet! pic.twitter.com/Wu6jWmkhfk
— Invicta FC (@InvictaFights) June 29, 2024