2024年8月3日(土)タイ・バンコクのルンピニースタジアム(リング)で開催される『ONE Fight Night 24: Brooks vs. Balart』で、ONEストロー級(5分3R)で山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We所属)と、猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS)の日本人対決が決定した。
▼ONEストロー級(※56.7kg)5分3R山北渓人(リバーサルジム新宿Me,We所属)9勝(1KO・3SUB)1敗猿田洋祐(和術慧舟會HEARTS/Fight Beat Workout)21勝(6KO・2SUB)12敗3分
南新宿(代々木)Me,Weの山北は、2024年1月の東京大会でボカン・マスンヤネに判定負けするまで8戦無敗。3月のカタール大会でジェレミー・ミアドを相手に1R ブルドッグチョークで一本勝ちし、早々に再起を遂げている。
新宿(南新宿)和術慧舟會HEARTSの猿田は、元ONE同級王者。2019年1月にジョシュア・パシオに判定勝ちで王座奪取も3カ月後の再戦で敗れ王座陥落。その後、北方大地、内藤のび太との日本人対決に勝利するも、パシオとのラバーマッチでTKO負け。2022年4月にグスタボ・バラートに、2024年2月の前戦でマンスール・マラチエフに判定負けで3連敗中だ。
ともに強い組みを武器とするが、山北は、打撃を磨いてのレスリング&柔術で3つの一本勝ちを誇る。対する猿田は6KO・2SUBとトップを奪ってのパウンドによるTKO勝ちが多く、これまでサブミッションによる一本負けが無い高い防御力を併せ持つ。パウンドの名手・ベテラン猿田を相手に1敗のプロスペクト山北は、スクランブル合戦のなかでも極め切ることができるか。
両者は、徒歩8分の距離のライバルジムに所属するストロー級ファイター同士。新宿対決を制するのは猿田か山北か。
そのほか同大会では、メインで同じONEストロー級の「暫定王座決定戦」として同級2位のジャレッド・ブルックス(米国)と、3位のグスタボ・バラート(キューバ)がベルトを争う王座戦も行われる。正規王者のジョシュア・パシオと統一戦を行うのはブルックスかバラートか。
また、ONE女子アトム級サブミッショングラップリング王座戦として、王者ダニエル・ケリー(米国)にマイッサ・バストス(ブラジル)が挑戦する。ケリーは山口芽生とドロー後、マリア・モルチャノバ、三浦彩佳、ジェサ・カーンを相手に3連勝中。バストスは山田海南江に判定勝ちで王座挑戦を決めている。