計量を一発でパスした杉山（左）と赤林檎
2019年9月1日（日）東京・新宿FACEにて開催される『DEEP JEWELS 25』の公開計量が、8月31日（土）都内にて13：15より行われた。
メインイベント（第7試合）フライ級5分3Rで対戦する、杉山しずか（リバーサルジム新宿Me,We）は56.95kg、赤林檎（フリー）は57.0kgでリミットの57.2kgをパス。
得意のももいろクローバーZのポーズとK太郎ポーズを決めた杉山は「（赤林檎は）力強い選手だと思っています。今までの試合も見ていて前回も素晴らしい試合運びだったと思いますが、力負けしないように頑張ります」と意気込み。
対する赤林檎は大胆な水着で登場し、集まったファンからはどよめきが起こった。赤林檎は「打撃も出きる選手で強いと思うので、ジュエルスに来て初めてバチバチの試合が出来たら楽しみやなと思います」とバチバチの打ち合いをしたいと希望した。
計量を終えた杉山は「順調です」と調子は良さそう。猛暑の日が続いたが「室内競技なのでそんなに激しくつらくはなかったです。減量には気を付けていました」と、特に影響はなかったという。
赤林檎は日本拳法仕込みの強烈な打撃を持つが「打撃で嫌がって逃げることもないと思う。普通に打撃を使っていこうと思っています。そういう練習をしてきました。嫌な記憶（昨年末のRIZINで渡辺華奈に秒殺された）はありますが、そこの改善を全力でしてきました」と、すでに対策済みのようだ。
今回は追われる立場での試合となるが「追われていると思ってないです。そこに関しての意識はないですね。やはり追いかける人がいるがら。目標があります。渡辺華奈選手もそうですし、中井りん選手もそう。そういう人がいるから追いかけていきます」と、自分が追う立場だと思っている。
一度RIZINで試合が組まれながら、直前で流れてしまった中井りんとの対戦については「それは向こうが決めることなのでこだわってはいません。全然やりたいとは思ってないです。もちろん、やることになったらやる気持ちですが、今日は明日のことを考えているので。（渡辺に）負けていてそんな風に思える立場ではありません」と、今は中井戦のことを考えてはいないと話した。
赤林檎戦に関しては「勝つところを見せるのが一番楽しいと思うので、そこをひとつだけ目的にしています。内容的に面白い試合というよりも、一番大事なことは勝つだけ」と言うが、「もちろんフィニッシュは狙っています。TKO勝ちか一本を狙います。そして、できると思っています」とフィニッシュして勝つと宣言した。
一方、赤林檎は「非常にワクワクしています。相手は強いと思いますが、格上みたいな言われ方をしているけれど私はあんまりそうは思っていない」と言い放つ。「相手は技術もあるしキャリアもあるけれど、それだけが強さじゃない。私はもっと本能のような部分で勝負していきたいと思います」と闘争本能で対抗するとする。
「もちろん殴り倒します」とKOを予告。杉山を倒せばRIZIN出場も見えてくるが「もちろん呼んでいただければ出たいです。私がフライ級をかき回してやろうと思っています」とニヤリ。以前、敗北を喫している渡辺華にも「負けたままでは終われないなと思っています」と、杉山を倒してリベンジしたいと語った。
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