【UFC】メインは2年4カ月ぶりの再戦、6連勝中ブレンダン・アレンvs.剛腕クリス・カーティス、ジョニー・ウォーカーの実弟ヴォルター・ウォーカーがUFCデビュー＝7日（日）4時～

　2024年4月6日（日本時間7日）4時から、米国ネバダ州ラスベガスのUFC APEXにて『UFC Fight Night: Allen vs. Curtis 2』が開催される。 　メインはミドル級の5分5R。同級6位でUFC6連勝中のブレンダン・アレン（米国）と、14位のクリス・カーティス（米国）が対戦。 ▼ミドル級 5分5Rブレンダン・アレン（米国）23勝5敗（UFC11勝2敗）※UFC6連勝中 186lbs／84.37kgクリス・カーティス（米国）31勝10敗（UFC5勝2敗）186lbs／84.37kg 　両者は2021年12月に対戦しており、ブラッド・タバレス欠場の代わりに出場したカーティスがサウスポー構えから2R 左ボディ打ちから右フックを相打ちのタイミングで効かせて、グラついたアレンに最後はラッシュからヒザ蹴りでTKO勝ちしている。 　今回の再戦もカーティスが代打出場。当初、マーヴィン・ヴェットーリがアレンと対戦予定だったが、ヴェットーリが3週間前に欠場となり、カーティスがアレンと再び戦うこととなった。 　アレンは、13歳で始めた柔術で黒帯。高校でボクシングとレスリングを経験。2015年、IMMAF世界選手権ミドル級で優勝後、プロデビューを果たした。23勝中14の一本勝ちを記録するグラップラーで、カーティスに敗れた後は、6連勝中。うち5試合をリアネイキドチョークで極めている。UFCではアレンと元王者のショーン・ストリックランドにしか敗れていない。 　重い一撃を持つカーティスは「『ストリートファイター』『鉄拳』と『ドラゴンボールZ』で育ち、アポロ・クリードがヒーロー」というストライカー。2018年の「Dana White's Contender Series 9」で3R TKO勝ちも契約ならず。PFLを経て34歳で代役でUFCと契約すると、スクランブル参戦をモノにして、強打でフィル・ハウズ、アレン、ホアキン・バックリーらをマットに沈めてきた。2024年1月の前戦では、2連勝中だったマルク＝アンドレ・バリオーにスプリット判定勝ちしている。 　組みのアレンは打撃のカーティスを今度こそ攻略して、上位ランカーとの試合に繋げるか。 　コメンでは、フェザー級でアレクサンダー・ヘルナンデス（米国）とデイモン・ジャクソン（米国）が対戦も、ヘルナンデスが体重超過で対戦相手のジャクソンに報奨金の20％を支払い試合実施となっている。 　また、メインカードでは、ライトヘビー級ランカーのジョニー・ウォーカーの実弟ヴォルター・ウォーカーがUFCデビュー戦に臨む。26歳のウォーカーは2023年6月にTitan FCのヘビー級王座を獲得するなどMMA11戦全勝（6KO・1SUB）。対するルーカス・ブジェスキー（ポーランド）はMMA8勝4敗だが、UFCでは0勝3敗とまだ白星が無い。オクタゴンで先に勝利を挙げるのはウォーカーかブジェスキーか。 　プレリムでは、初代女子フェザー級王者のジャーメイン・デ・ランダミー（オランダ）が3年半ぶりに復帰し、女子バンタム級でノルマ・ドゥモン・ビアナ（ブラジル）と対戦。 　LFAからContender Series 2023を勝ち上がり、MMA14勝無敗のジェアン・マツモト（ブラジル）が、9勝1敗（UFC1勝1敗）のダニエル・アルグエタ（米国）と対戦するバンタム級戦など全12試合が、日本時間7日（日）4時からのプレリムでスタート。朝7時に始まるメインカード6試合を含む全試合が、『UFC FIGHT PASS』ならびに『U-NEXT』でライブ配信される。 [nextpage] UFC Fight Night: Allen vs. Curtis 2 計量結果と写真 現地時間2024年4月6日（土）、日本時間7日（日）4時～米国ネバダ州ラスベガス ／UFC APEX 【メインカード】 ▼ミドル級 5分5Rブレンダン・アレン（米国）23勝5敗（UFC11勝2敗）※UFC6連勝中 186lbs／84.37kgクリス・カーティス（米国）31勝10敗（UFC5勝2敗）186lbs／84.37kg [nextpage] ▼フェザー級 5分3Rアレクサンダー・ヘルナンデス（米国）14勝7敗（UFC6勝6敗）※147.5lbs／66.90kgデイモン・ジャクソン（米国）22勝6敗（UFC5勝4敗）146lbs／66.22kg※ヘルナンデスが体重超過。対戦相手のジャクソンに報奨金の20％を支払い試合実施 [nextpage] ▼フェザー級 5分3Rモルガン・シャリエール（フランス）19勝9敗（UFC1勝0敗）145lbs／65.77kgチェペ・マリスカル（米国）15勝6敗（UFC2勝0敗）145.5lbs／66.00kg [nextpage] ▼ライト級 5分3Rイグナシオ・バハモンデス（チリ）14勝5敗（UFC3勝2敗）156lbs／70.76kgクリストス・ジアゴス（米国）20勝11敗（UFC6勝7敗）156lbs／70.76kg [nextpage] ▼ヘビー級 5分3Rヴァルター・ウォーカー（ブラジル）11勝0敗（UFC0勝0敗）264lbs／119.75kgルーカス・ブジェスキー（ポーランド）8勝4敗（UFC0勝3敗）236lbs／107.05kg [nextpage] ▼ライト級 5分3Rトレバー・ピーク（米国）9勝1敗（UFC2勝1敗）155.5lbs／70.53kgチャーリー・キャンベル（米国）8勝2敗（UFC1勝0敗）※Bellator 2戦2勝 155lbs／70.31kg [nextpage] 【プレリム】 ▼ウェルター級 5分3Rコート・マッギー（米国）21勝12敗（UFC10勝11敗）170.5lbs／77.34kgアレックス・モロノ（米国）23勝9敗（UFC12勝6敗）171lbs／77.56kg [nextpage] ▼女子バンタム級 5分3Rノルマ・ドゥモン・ビアナ（ブラジル）10勝2敗（UFC6勝2敗）136lbs／61.69kgジャーメイン・デ・ランダミー（オランダ）10勝4敗（UFC7勝2敗）135lbs／61.24kg [nextpage] ▼バンタム級 5分3Rペドロ・ファルカオ（ブラジル）16勝3敗（UFC0勝0敗）136lbs／61.69kgヴィクトル・ウーゴ（ブラジル）24勝4敗（UFC0勝0敗）135.5lbs／61.46kg [nextpage] ▼バンタム級 5分3Rダニエル・アルグエタ（米国）9勝1敗（UFC1勝1敗）136lbs／61.69kgジェアン・マツモト（ブラジル）14勝0敗（UFC0勝0敗）136lbs／61.69kg [nextpage] ▼ミドル級 5分3Rディラン・ブドゥカ（米国）7勝2敗（UFC0勝0敗）185.5lbs／84.14kgセザル・アウメイダ（ブラジル）4勝0敗（UFC0勝0敗）185.5lbs／84.14kg [nextpage] ▼女子バンタム級 5分3Rメリッサ・マリンズ（英国）6勝0敗（UFC1勝0敗）※138lbs／62.60kgノーラ・コノール（フランス）7勝1敗（UFC1勝0敗）※138.5lbs／62.82kg※マリンズとコノールがともに体重超過 【中止】 ▼女子ストロー級 5分3Rピエラ・ホドリゲス（ベネズエラ）9勝1敗（UFC2勝1敗）シンシア・カルビーヨ（米国）9勝6敗（UFC6勝6敗