王者・良太郎の欠場でスアレック(左)vs雅の暫定王座決定戦に変更
2019年10月6日(日)東京・後楽園ホール『REBELS.63×KNOCK OUT』の対戦カード変更と追加対戦カードが発表された。
当初、同大会のメインイベントとして発表されていたREBELS-MUAYTHAIライト級タイトルマッチ、王者・良太郎(池袋BLUE DOG GYM)vs挑戦者スアレック・ルークカムイ(スタージス新宿)は、良太郎が8月18日の『K.O CLIMAX 2019』で眼窩底骨折を負ったため欠場。
代わって良太郎に同大会でTKO勝利した雅駿介(PHOENIX)が、スアレックとREBELS-MUAYTHAIライト級暫定王座決定戦を行うことになった。
雅は高校時代からキックボクシングを始め、2014年に学生キックでライト級王者に輝く。アマチュアではRISEの2014年KAMINARIMON全日本トーナメント65kg級で優勝。今年2月にはムエタイオープン、6月にはスックワンキントーンの王座を獲得していきなり二冠王となった。戦績は15勝(7KO)2敗。
K.O CLIMAX 2019の前に良太郎vsスアレックが発表され、雅は自身のSNSで「8/18 KNOCK OUT。そこに全部かけてる人間と、その後の事に浮かれてる人間。違いが結果に出るから皆見てて。覚悟しとけよ」と、良太郎に宣戦布告。公開練習でも「「僕も2本ベルトを持っているのでチャンピオンは負けちゃいけない、僕だったら負けたら返上するくらいの想いがあったので『防衛戦するの? 負けたら返上しろ、俺が変わってスアレックと王座決定戦やってやる』くらいの気持ちでした」と話しており、その言葉通りの展開となった。
雅は以前からスアレックとの対戦を熱望しており、研究も以前からしていたと思われる。打倒スアレックなるか。
吉田(左)vs津崎
2月大会から開幕した「REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定リーグ戦」は全日程を終了し、勝ち点5でトップになった吉田英司(クロスポイント吉祥寺)と、勝ち点3で2位となった津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)がREBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定戦3分5R(延長あり)を争う。
吉田は186cmの長身を誇る27歳で、戦績は6勝(5KO)1敗1分。津崎は4勝(2KO)5敗1分の34歳。リーグ戦では6月に対戦し、吉田がTKO勝ちを収めている。吉田は「6月に自分がTKO勝ちしていて、今日KOが多い中で津崎選手は判定なので、次はみんなが分かりやすく倒して勝ちたいと思います」とKOでの返り討ち宣言、津崎は「今度は僕が倒して勝ちます」とKOで借りを返すとコメントしている。
与座(左)vsテレカ
そして、極真会館第6回全世界ウェイト制空手道選手権大会軽量級優勝の実績を引っ提げ、今年3月にキックボクシング転向してプロデビュー以来5戦全勝(3KO)の快進撃を続ける与座優貴(橋本道場)がテレカ∞(=テレカインフィニティ/NEXT LEVEL 渋谷)と対戦。
与座は空手仕込みの蹴り技を武器に、3月、5月、6月、7月、8月と連戦中。「かなりの強敵ですが、しっかり勝ちこのまま無敗でトップ戦線に絡んでいきます」と意気込んでいる。テレカは超過激格闘技ラウェイにも参戦した選手で、6月の『ビッグバン』ではKRUSHでも活躍するMA日本キックボクシング連盟スーパーライト級王者バズーカ巧樹(菅原道場)を飛びヒザ蹴りでKOしている。
<変更対戦カード>
▼REBELS-MUAYTHAIライト級暫定王座決定戦 3分5R・延長あり REBELS-MUAYTHAIルール
スアレック・ルークカムイ(スタージス新宿/元REBELS-MUAYTHAI スーパーライト級王者)
雅 駿介(PHOENIX/ムエタイオープンライト級王者、スック・ワンキントーン・ライト級王者)
▼REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定戦 3分5R・延長あり REBELS-MUAYTHAIルール
吉田英司(クロスポイント吉祥寺)
津崎善郎(LAILAPS東京北星ジム)
▼63.5kg契約 3分3R・延長あり REBELSルール
与座優貴(橋本道場)
テレカ∞(=テレカインフィニティ/NEXT LEVEL 渋谷)
▼60kg契約 3分3R・延長あり REBELS-MUAYTHAIルール
NIIZUMAX!(クロスポイント吉祥寺)
ウルフタツロウ(アントジム)
▼スーパーウェルター級 3分3R・延長あり REBELS-MUAYTHAIルール
降籏健嗣(士道館ひばりケ丘道場)
助川秀之(Turning Point)