【シュートボクシング】「魔裟斗さんの試合から学んだ左フック」を海人が本人の前で披露「魔裟斗さんの存在を超えないといけない」

70kg級の時代を作った魔裟斗と、現在の70kg級国内最強の海人が対談を行った（C）SHOOTBOXING

　2024年2月5日公開の「魔裟斗チャンネル」にて、2月10日にペットモラコット・ペッティンディーアカデミー戦を控えたSB世界スーパーウェルター級王者・海人（TEAM F.O.D）が元K-1 WORLD MAX 2003・2008世界王者の魔裟斗と対談を行った。

　2022年6月の野杁正明との日本人最強決定戦を間近で観戦するなど、以前から海人のことを気にかけていたという魔裟斗。実際に魔裟斗は海人のミドルキックを受けると「右ミドルキックが普通の人とは違う」と絶賛。さらに魔裟斗が2003年にアルバート・クラウスをKOして影響を受けたというショートの左フックを海人が披露すると「染み付いてるね！」と笑顔を見せていた。

　対談で魔裟斗はペットモラコット戦に関して「自分が戦ったら難しい相手なのでどう攻略していくか楽しみにしています」とメッセージすると、海人は「向こうがヒジありルールに選んだことを後悔させてやろうと思います」と勝利に自信を見せていた。

　対談後、オフィシャルのインタビューを受けた海人は「魔裟斗さんの試合から学んだ左フックを見せられたのでいい機会になりました。70kg級で一番盛り上がっていたのは魔裟斗さんの時代でしたが、今自分の立場で魔裟斗さんに憧れている場合でもないですし、改めて魔裟斗さんの存在を超えないといけないと感じました」と一時代を築いた魔裟斗と交流できたことでさらに刺激になったとコメントしている。