2023年12月23日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム『Rajadamnern World Series』(RWS)にて、名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)が2R KO勝ちで外国人史上初となるラジャダムナン3階級制覇を達成したその日、もうひとつの史上初となる出来事があった。
ムエタイの2大殿堂であるラジャダムナンスタジアムとルンピニースタジアムは、選手はもちろん関係者であっても女性はリングに上がるどころか触れることも許されない“女人禁制”の場所だった。
しかし、昨年から女子部門が解禁され女子の試合が行われるという歴史的改革があり、ラジャダムナンスタジアムでは『RWS』の大会でこれまでいなかったラウンドガールも導入(ただしリングには入らず花道を歩く)。
そのラウンドガールに今回、BOMラウンドガールで話題のMizukiが抜擢された。現在、TikTokで65.8万、インスタで13.9万、Twitterで7.1万と合計100万近くのフォロワー数を持つMizukiは、これまでBOMのリングでラウンドガールを務め、戦いに華を添えてきた。
5人組アイドルグループ「Secret School(シークレットスクール)」の所属で、11月11日には1stワンマンライブを行ったばかり。また『週刊プレイボーイ』のグラビアにも登場するなど活躍の場を広げている。このMizuki、実はBOMのエース・吉成名高、士門(エイワスポーツジム=名高と共に同日出場)と同じルネサンス高校卒で2人の後輩にあたる。
12月で生誕78周年を迎えたラジャダムナンスタジアムでラウンドガールを務めたのは、もちろんMizukiが日本人で唯一人。
堂々としたラウンドガールっぷりで、その姿が全世界に配信されたMizukiは自身のSNSにて「ムエタイ本場に立てたことが光栄です」とし、「日本人初のラウンドガールという大役を私に下さった中川会長、洋平さん、RWSの皆様本当に本当にありがとうございます。何度伝えても感謝しきれないです。ムエタイを知るきっかけをくれた名高さん、士門くん、ありがとうございます。BOMのラウンドガールに選んでいただいてからさらにムエタイとの関わりが増え、週刊プレイボーイさんにも取り上げて頂き、活動の幅が広がっていきました。いつか本場に立ちたいという夢を叶えていただき本当に幸せです。今日のことを誇りに思い、少しでもムエタイを広める力になれるように頑張ります。あの熱狂をあの会場で生で感じることができて、幸せです。本当に本当にありがとうございました!」と周りへの感謝の気持ちを伝えるとと共に、ムエタイを広める力になりたいと意気込みを綴った。
Mizukiのラウンドガール姿は『RWS』の公式InstagramやFacebookにも公開されて「彼女は今夜のRWS特別イベントのために、はるばる日出ずる国から駆けつけてくれました!」と紹介されている。