2023年12月23日(土)タイ・ラジャダムナンスタジアム『Rajadamnern World Series』(RWS)にて、ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級暫定王座決定戦3分5Rを同級10位シューサップ・トー・イッティポーン(タイ)と争い、2RにKO勝ちして外国人史上初となるラジャダムナン3階級制覇に成功した名高・エイワスポーツジム(=吉成名高/エイワスポーツジム)。
勝利者インタビューでは「自分が暫定王者で正規王者はプアパオ選手、リスペクトしている選手で強い相手ですが、超えないといけない壁なので必ずいつか戦って自分が勝ちたいと思います」と、正規王者との統一戦へ向けてアピール。
RWSの公式Instagramには、さっそく名高とプアパオの対戦を煽る画像が「この試合を見たい人は?」との文と共に掲載された。「王座統一戦が待ち遠しい」ともされており、RWSが両者の王座統一戦へ向けて動くことを示唆しているかのようだ。
2024年2月12日には東京・後楽園ホールにて初の日本大会『Rajadamnern World Series in JAPAN』の開催が発表されており、同大会で王座統一戦が行われれば今回以上の反響を呼ぶことは間違いないだろう。
後楽園ホールは1978年3月8日に、藤原敏男がモンサワン・ルークチェンマイを破り、ラジャダムナンスタジアム認定ライト級王座を奪取。ムエタイ史上初の外国人メジャースタジアム王者に就いた歴史的な出来事があった会場でもある。同じ後楽園ホールで名高が王座統一を果たせば、さらなる歴史が刻み込まれることになる。