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【K-1】「マジで仕上がっています」世界進出の足掛かりにしたい王者・和島大海に、挑戦者オウヤン・フェンは“孫子の兵法”で挑む

2023/12/08 19:12
 2023年12月9日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 ReBIRTH 2』の前日計量&記者会見が、8日(金)大阪府内にて13:00より行われた。  第18試合(メインイベント)のK-1 WORLD GPスーパー・ウェルター級タイトルマッチ3分3R延長1Rで対戦する、王者・和島大海(月心会チーム侍)はリミットちょうどの70.0kg、挑戦者オウヤン・フェン(中国/天津阿福ファイトクラブ/CFP)は69.85kgで計量をそれぞれパス。  初来日のフェンは「今の私のコンディションは非常にいいです。和島選手はどうでしょうか。それがどうであれ、エキサイティングな試合を皆さんにお見せしたいと思っています」と自信を感じさせるコメント。迎え撃つ和島は「僕もめちゃくちゃ練習を頑張ってきたので、マジで仕上がっています。マジで調子いいので、70kgで世界に通用するっていうのを証明していきたいので、期待していてください」とこちらも自信満々に話した。  どういう試合にしたいかと聞かれたフェンは「皆さんはいつもどう戦うかって質問をしますが、私が言えるのはKOで試合を終わらせる、KOで勝つということだけです」とKO宣言。  事前のインタビューで孫子の兵法を戦いに応用しているとの発言があり、そのことを聞かれると「孫子の兵法で言うなら第6計の戦法をとりたい。これは分かりやすく言えば、相手の実を避けて虚を打つという戦法です。相手の隙を見つけて自分が弱いところを突いていく戦法をしたいと思います。その戦いで方で勝って自分がベルトを持ち帰りたい」と答えた。  対する和島は、以前フェンがSNSでした対戦要求から今回の試合が決まったことについて「やっと決まって明日になるので楽しみです。いい試合しましょう」と、この日を待っていたとする。  フェンの兵法については「僕は今回相手がどう来ようと勝てるように練習してきていますし、自分のスタイルを貫くことが僕のスタイルで一番大切なことと思っていて、自分のやりたいことをやるだけ。そうしたら相手は倒れています」と、相手が何をしようが関係なく自分がやりたいことを貫くとした。  これで倒すという技は「別にこだわっていないですし、いつもその時のフィーリングで何でも倒せます」と、その時のひらめきでどんな技でも倒せるとし、「勝てればなんでもいいと思っているんですけれど、普通にやっていたらいつもKO出来ているので。KO率も高いですし、自分のスタイルを崩さないように自分のやりたいことだけをやるっていう。相手が何をしてきても気にしないという、そんな感じで戦っています」と“和島流兵法”を説明。  そして「(相手は)もちろん強いと思っています。ファイターとしてリスペクトもしていますし、そのうえで上回って世界に向けて頑張っていきたいと思っているので、今回は絶対勝って防衛して世界で戦っていきたいと思います」と、この試合を世界進出へのステップにしたいと語った。
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