2023年12月9日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 ReBIRTH.2』に参戦する、外国人選手たちが続々と来日。決戦ムードが高まって来た。
第16試合のスーパーファイト、K-1スーパー・フェザー級3分3R延長1Rでレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TEAM TOP ZEROS/LARA TOKYO/K-1 WORLD GPスーパー・フェザー級王者)と対戦するレミー・パラ(フランス/CARCHARIAS/WAKO世界-62kg級王者)が到着すると、レオナは「ようこそ日本へ」とメッセージ。
第17試合のK-1 WORLD GPミドル級タイトルマッチ3分3R延長1Rで松倉信太郎(team VASILEUS/挑戦者)の挑戦を受けるハッサン・トイ(トルコ/Team Toy/王者)が到着すると、松倉も「ありがとう。やろう」とSNSでメッセージを送った。
第9試合のK-1 WORLD GP女子フライ級タイトルマッチ3分3R延長1Rで、KANA(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)に挑戦するアントニア・プリフティ(ギリシャ/Fight Club Galatsi/Theofanous Elite Team)は、自身のInstagramにバッキバキの肉体画像と共に「大阪にいる! 明日は最終調整。この間、私を強く健康にしてくれたトレーナーに感謝する。初めての52kg、これが私の新しい戦いのカテゴリーになることは間違いない。頑張ろう」と投稿。
プリフティはキックボクシングで21勝(5KO)2敗1分の高い勝率を飾り、並行してMMAでは4戦(2勝1敗1分)のキャリアを持つ二刀流ファイター。これまでにWKUとVendettaの2団体で-57kgの世界王座を獲得。WKU -55kgギリシャ王者にもなっている。ファイトスタイルは、とても攻撃的で左右のフック連打は“ハリケーン”の異名が付く通り回転が止まらないほど強力。前蹴りで自分の距離を作り、パンチの連打に持ち込むのが必勝パターンだ。
【写真】プリフティのバカンス中のオフショットと比べるともはや別人(C)Antonia Prifti KANAより6cm高い166cmの長身で、今回はK-1フライ級(-52kg)に階級を下げての参戦となるが、Instagramを見る限り減量は順調のようだ。また、「私の新しい戦いのカテゴリーになることは間違いない」としていることから、今後も-52kgでやっていくつもりなのだろう。
上の階級から落として来る相手とは初めて戦うというKANAは、そのパワーや打たれ強さは警戒している。