2023年12月22日(金)タイ・ルンピニースタジアム『ONE Friday Fights 46』に、KNOCK OUT-REDフェザー級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)の出場が決まった。
小笠原はジュニアキックで活躍後、2011年7月にプロデビュー。2013年5月にプロ9戦目でREBELS-MUAYTHAIフライ級王座を獲得したのを皮切りに、REBELS52.5kg級王座、ISKA K-1ルール世界バンタム級王座、KNOCK OUT-REDスーパーバンタム級王座、同フェザー級王座を次々と獲得。今年3月には2022年ムエタイMVPでルンピニースタジアム3階級制覇を達成しているロンナチャイをダウン寸前まで追い込む完勝を収めた。6月にはトンミーチャイに判定勝ち。8月に『ONE Friday Fights』に初参戦するとヨッドウィッタヤに31秒でKO勝ちしたが、11月のOFGマッチでウィンに延長戦で敗れた。サウスポーから放たれる左ストレート、左ミドルキックが得意。戦績は43勝(21KO)8敗1分。
【写真】8月の『ONE Friday Fights』に初参戦、わずか31秒でKO勝ちを収めた(C)ONE Championship 今回は第2試合のキャッチウェイト(132P=59.9kg契約)ムエタイルールで、チョーファー・トー・センティアンノーイ(タイ)と対戦する。
チョーファーはスアキム、プラジャンチャイ、ロッタン、ラムナムムーンレックらと戦ってきたムエタイのトップファイターで、2018年のロッタン戦ではラジャダムナンスタジアムの年間最高試合賞を獲得。さらに2022年にも元ONE フライ級キックボクシング世界王者ペッダム・ペッティンディー・アカデミーとの試合で同賞を獲得している。2021年ムエタイ・ナイ・カノムトム認定ライト級王者。ONEには2022年12月の『ONE 164』から参戦し、『ONE Friday Fights』では3勝2敗で現在モンコルゲーウ、ポンペットに2連勝中。
同大会は、メインイベントでONEフェザー級ムエタイ世界タイトルマッチとして王者タワンチャイ・PK・センチャイ(タイ)vs.挑戦者スーパーボン・シンハ・マウイン(タイ)、コー・メインではONEストロー級ムエタイ世界王座統一戦として正規王者ジョセフ・ラシリ(イタリア)vs.暫定王者プラジャンチャイ・PK・センチャイ(タイ)、第9試合にはアトム級キックボクシング暫定世界王者決定戦としてペッディージャー・ルークジャオポーロントン(タイ)vs.アニッサ・メクセン(フランス)と、3つもタイトルマッチが行われるビッグマッチ。
さらにラジャダムナンスタジアム認定スーパーフェザー級王者ペットスクンビット・ボイ・バンナー(タイ)、ルンピニースタジアム認定ライト級&スーパーライト級二階級制覇のクラップダム・ソー・チョー・ピャッウータイ(タイ)、元ルンピニースタジアム認定ライトフライ級王者の“エルボーゾンビ”ことムアンタイ・PK・センチャイ(タイ)、大人気の“鉄人”セクサン・オー・クワンムアン(タイ)、元ONEバンタム級ムエタイ世界王者でルンピニースタジアム四階級制覇のノンオー・ハマ(タイ)とムエタイのスーパースターたちが勢ぞろいする。
これだけのビッグマッチに日本人として唯一人出場する小笠原。ここで勝てばONEとの正式契約もありそうだ。