【ムエタイ】八百長は許さない！該当選手のライセンス剥奪、裁判で懲役6カ月、罰金3万バーツの判決下る

　2022年5月にタイ・スリン県にて行われたムエタイの試合で、右ストレートをもらった選手が直後に右ヒジを返し、対戦相手をダウンさせるも遅れて自分も倒れ、ダブルノックダウンとなるも先に倒れた対戦相手が立ち上がってKO勝ちするという珍しいKOシーンがあり、話題となった。 　しかし、その後に八百長が発覚。両者ともメジャーで活躍する名前のある選手だったが、KO負けした方の選手が八百長に加担していたことで処罰が下された。 【写真】ダウンを奪った選手がフラフラと奇妙な動きで後からダウンした（C）MUAYSIAM　まずライセンスの剥奪で選手としての出場資格が停止され、今年11月27日には地方裁判所にて執行猶予付きながら懲役6カ月、罰金3万バーツの判決が下されたと、ムエタイの情報をSNSで提供している『Muay Thai Super Fight』が報じた。 　タイでは、八百長は法に基づき処罰されるという。ギャンブルの対象でもあるムエタイらしく厳しい決まりだ。