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2023年11月4日(日本時間4日22時)アゼルバイジャン・バクーのナショナルジムナスティックアリーナで開催される『RIZIN LANDMARK 7 in Azerbaijan』の個別インタビューとファイスオフが2日、同地にて行われた。
現地の英雄トフィック・ムサエフ(アゼルバイジャン/ORION FIGHT CLUB)と対戦する武田光司(日本/BRAVE GYM)は、日の丸を背負って登場。ムサエフと握手をかわしつつも、フェイスオフでは鼻と鼻がクロスするほどの近距離で視線をかわした。
直前インタビューでは、「UFCに立つためには乗り越えないといけない壁。勝ちが欲しい。内容にはこだわらない」と勝利への強い渇望を見せた武田。公開練習での試合までのディテールに加え、現地ではアゼルバイジャンで感じた思いを率直に語っている。その全文を紹介したい。
武田は、元高校6冠グレコローマンレスラーで、元DEEPライト級王者。2018年10月に北岡悟に判定勝ちでDEEP王座を戴冠。大原樹里を相手に2度防衛に成功し、2020年9月から参戦したRIZINでは5勝5敗。
当時の修斗王者・川名雄生、PANCRASE王者・久米鷹介をいずれも判定で下すと、“ブラックパンサー”ベイノア、ジョニー・ケース、ザック・ゼインにも勝利。しかし、2022年の大晦日にBellatorのガジ・ラバダノフに判定負けを喫すると、2023年4月の前戦ではルイス・グスタボにもスプリット判定で敗れ、2連敗中。
ムサエフは、2019年「RIZINライト級GP」覇者。2021年6月の「RIZIN.28」のライト級王座戦でサトシに一本負けで戴冠ならず。
2022年7月に「Bellator 283」でシドニー・アウトローを27秒KOする衝撃Bellatorデビューを飾ったものの、2023年3月のBellatorライト級ワールドGP1回戦ではアレクサンドル・シャブリーの前蹴りを受けて3R TKO負け。7月にアキラを71秒 TKOに下し、再起を飾っている。