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【K-1】大泉翔、木村“フィリップ”ミノルを「僕が先に倒して失神させちゃおうかなと思っています」

2019/08/08 20:08
2019年8月24日(土)エディオンアリーナ大阪『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~日本vs世界・5対5&スペシャル・スーパーファイト in 大阪~』の第9試合、日本vs世界・5対5 -68kg契約3分3R・延長1RでK-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する2014年プロボクシング西日本新人王・大泉翔(昇龍會)が公開練習を行った。  大泉はチョコボーイ大泉のリングネームで、ボクサー時代は5勝(2KO)3敗2分の戦績。計量ではTバックを着用し、派手なパフォーマンスを売りにしていたが、スタイルはアウトボクサー。キックボクシングに転向し、4月のK-1 KRUSHでデビュー。山際和希からパンチでダウンを奪ったものの、最後はハイキックでマットに沈んだ。今回がキック2戦目で木村との対戦になる。  対戦発表会見では「携帯の待ち受けも木村選手なくらいファンです」と木村ファンであることを公言した大泉だが、この日はさらに進んで木村の試合によってK-1へ導かれたことを語った。 「2014年にK-1が新しく始まって、木村選手がイケイケで『俺がカリスマだ』みたいなことを言って、ほぼ蹴らずにパンチだけで倒したりしていて『この選手、面白いなぁ』と思ってずっと見ていました。あの時はちょうどボクシングを辞めたぐらいだったんですけど、木村選手の試合を見て『自分もK-1をやりたい』と思いました。そういうきっかけにもなった選手です。  ファイターとしての木村の印象を「派手で、とりあえず僕の中では人間じゃない、もう怪物だと思っています。木村選手のパンチはハンドスピードが速くて、ボクサーと違う独特なリズムで急に飛んでくる。喧嘩っぽいスタイルだと思う」と話す大泉だが「穴がない訳でもない」と断言。「僕も喧嘩スタイルで行こうかなと思うし、倒すか倒されるかの試合になると思う。でも僕が先に倒して失神させちゃおうかなと思っています」と拳だけで生き抜いてきたボクサーとして、パンチ勝負で後れを取るつもりはない。  公開練習では得意のパンチのミット打ちを披露。蹴りのミット打ちはしないのかと質問が飛ぶと「それは秘密です(笑)。僕の蹴り技が出るのか出ないのか、それはお楽しみということで」と不敵に語った。  プロボクシングでは堅実なアウトボクシングを武器としていたという大泉だが「僕はアマチュア時代から吠えてからリングに上がるとか、意味の分からないステップやアリシャッフルをやって、よく怒られていました」という派手好きな性格。"浪速の猛獣"のキャッチフレーズ通り、大阪大会のリングで大暴れするつもりだ。
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