2023年9月24日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催されている『RIZIN.44』で、10月1日(日)ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)『RIZIN LANDMARK.6』に関する発表があった。
同大会のメインイベントと見られていた井上直樹(キルクリフFC)vs.太田忍(パラエストラ柏)のバンタム級戦は井上が病気のため欠場。井上は右顎下腺唾石症(みぎがくかせんだせきしょう)を発症した為、ドクターストップとなった。
代わって第10代修斗世界バンタム級王者でONE Championshipに参戦している佐藤将光(Fight Base)が太田と対戦することが決定。両選手がリングに上がった。
太田は「名古屋、井上選手とやる予定だったんですが出ないということで僕の不戦勝だと思っています。急遽対戦を受けてくださった佐藤選手、ありがとうございます。井上選手には不戦勝で、佐藤選手は凄い実績のある選手で、個人的にも尊敬している選手なのでしっかり超えて、年末、僕がアーチュレッタとやるので期待していてください」と、佐藤を撃破してRIZINバンタム級王者フアン・アーチュレッタに挑戦したいと宣言。
佐藤は「RIZINファンの皆さん初めまして。僕は36年紆余曲折・試行錯誤して戦ってきた自信があるので、それをこのレスリングエリートの太田選手にぶつけるのが凄い楽しみです。来週、試合を楽しみにしておいてください」と話した。
36歳の佐藤はアマチュア修斗とTribelateを経て、初代TRIBELATEMMAフェザー級王者に。2009念4月からはパンクラスに参戦し、 中島太一や藤井伸樹らと対戦。SRC(戦極)やROAD FCにも参戦し、2012年3月にはカン・ギョンホ、6月にはキム・スーチョル、2013年4月にはムン・ジェフンと対戦。2015年からは修斗に主戦場を移し、2017年10月に 石橋佳大を破って第10代修斗世界バンタム級王座に就いた。さらに2019年5月からはONEに参戦し、4勝2敗の戦績を残した。前戦は2023年1月にONEでキム・ジェウォンに判定勝ちしている。
■井上直樹選手コメント「RIZIN LANDMARK 6 名古屋大会を欠場となりました。試合のために準備してきた太田選手、RIZIN関係者の方々申し訳ありません。そして楽しみにして下さっていたファンの方々申し訳ありません。久しぶりに地元で試合が決まり、応援してくれる仲間がいたり、普段関東に来られない方々のためにも試合をしたい気持ちは強く、僕自身も楽しみにしてました。ですが、今回は治療に専念し、万全な状態でまたすぐ試合ができるよう調整していきますので、その時まで待っていてください」