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【Bellator】ストーリーがワードを2R TKO、仕切り直しの再戦でモルドフスキー勝利、ジェフリーが無敗ロスタに完勝、アウトローがマメドフ下す、豪華プレリムでバルゾラが勝利、ブレナンが大逆転勝利! イーゴがミハイロフ極める

2023/08/12 08:08
Bellator 298: Storley vs. Ward 速報 日本時間2023年8月12日(土)午前7時30分からU-NEXT配信 ▼ウェルター級 5分5R〇ローガン・ストーリー(米国)15-2-0[2R 4分05秒 TKO] ※パウンド×ブレナン・ワード(米国)17-7-0  ウェルター級1位のストーリーと、7位のワードによる5分5R戦。  ストーリーは、同級王者のヤロスラフ・アモソフが母国ウクライナの国防で欠場している間に、マイケル・ペイジに勝って暫定王座を獲得。2023年2月のアモソフとの王座統一戦で判定負けし、統一王者にはなれず。  ワードは2015年大晦日のRIZINで長谷川賢に2R 一本勝ち。2017年の2連敗後、さまざまなトラブルを経て、2022年2月に4年半ぶりに復帰。  2023年2月の前戦ではサボウ・ホマシを2R KOに下して3連勝をマークし、ランキング入りを果たした。  1R、先に中央を取るワード。ストーリーはそこに右カーフを蹴る。左ジャブを当てるワード。シングルレッグのストーリーに、ギロチンを合わせるワード。  対角に回り、首を外して離れるストーリー。右カーフからまたもシングルレッグもワードはがぶる。  ワンツーのワードにダブルレッグのストーリー。切り返したワードをボディロックで回して上に。ハーフから肩固めでプレッシャーをかける。  2R、肩を前に半身気味のボクシングスタイルのワード。右から左をガード上にヒット。ワードの前足に右カーフを打つストーリー。左ジャブを突いてボディにも左ストレート。しかし、ストーリーは右カーフを当ててからダブルレッグテイクダウン!  ハーフガードのワードの脇腹に細かいパンチ。ワードは下から挑発し、上のストーリーを動かそうとする。ストーリーは上体を立ててパウンド連打。  背中を見せて立とうとするワードを背後からパウンド! ワードの動きが止まり、レフェリーが間に入った。  試合後、ストーリーは、さらに2勝して王座挑戦したいとアピールした。 [nextpage] ▼ヘビー級 5分3R〇ヴァレンティン・モルドフスキー(ロシア)12-3-0[判定3-0] ※30-27×3×スティーブ・モウリー(米国)10-1-1  ヘビー級2位のモルドフスキーと、3位のモウリーが再戦。2022年8月の前戦では、開始直後のアイポークでノーコンテストとなっている。  その後、モルドフスキーは3月にリントン・ヴァッセルと対戦し、1RKO負け。そのバッセルの練習仲間のモウリーは、2月にアリ・イサエフとドロー。  1R、ともにオーソドックス構え。圧力をかけるモウリーに、モルドフスキーは右差しも体を入れ替えるモウリー。  しかしモルドフスキーはボディロックテイクダウン。背中を見せて立つモウリーは正対し離れる。ワンツーで前に出るモウリーに右を振って、組んですぐに脇を潜るモルドフスキーはスタンドバックから崩して上に。  ハーフから細かいパウンド。フルガードに戻すモウリー。蹴り上げから立ち上がり。しかし、すぐにダブルレッグテイクダウンはモルドフスキー。  2R、左ジャブを突くモウリー。その打ち終わりにニータップで組んで倒すモルドフスキー。モウリーは金網使い立つも、モルドフスキーは足首を掴んですぐに寝かせる。  再び蹴り上げで立つモウリー。前に出るが、ここもモルドフスキーはダブルレッグテイクダウン! 背中を着けるモウリーにインサイドからボディ、顔面に細かいパウンド。  残り30秒でブレーク。モウリーからシングルレッグも足を抜くモルドフスキー。モルドフスキーのアッパーにモウリーはヒザを突く。  3R、早々にボディロックテイクダウンはモルドフスキー。オモプラッタ狙いのモウリーをかわして正対するモルドフスキーはインサイドガードから細かいパウンドも、またもブレーク。  スタンド再開。左ハイを突くモウリーに正対してダブルレッグテイクダウン。マットに背中を着かされるモウリーだが、頭をケージに押し付けられ動けず。  判定は3-0(30-27×3)のフルマークでテイクダウンを奪い続けたモルドフスキーが勝利した。 [nextpage] ▼ミドル級 5分3R〇アーロン・ジェフリー(カナダ)14-4-0[判定3-0] ※30-27,29-28×2×ダルトン・ロスタ(米国)8-1-0  ミドル級4位のロスタは、レスリング強豪。アマMMAを通じて負けなし。6位のジェフリーは、前戦でオースチン・ヴァンダーフォードに1R KO勝ち。  1R、ともにオーソドックス構え。ジェフリーの右ローに、ロスタは左フックを合わせに行く。左右フックで前に出るロスタ。ジェフリーの組みを右で差して体を入れ替えるが離れる。  左前手をジャブ、フック、右アッパーも、詰めるジェフリー。ここもすぐに体を入れ替えるロスタは右差しで金網に押し込む。  差し上げたジェフリーは首相撲ヒザ。右で差し直したロスタが離れ際に左右。ワンツー、右アッパーを突くロスタに、ブロッキングのジェフリーは右カーフでロスタに尻もちを着かせる。  すぐに立つロスタは組んで押し込み。左で差すも金網背に凌ぐジェフリーは両足をスプロールしてヒザ蹴り。しかしロスタが片手をマットに着けたときにもヒザを1発入れて注意を受ける。  2R、圧力をかけるジェフリーに、低いシングルレッグからダブルレッグに切り替えるロスタ。しかしジェフリーはがぶりからヒザ狙い。シングルレッグに変えて足を手繰ろうとするロスタに、ジェフリーは右足を後方に飛ばして切ってがぶり。  引き落としの瞬間に頭を上げたロスタ。組んで押し込むが脇は差せず。下組みに変えてダブルレッグも、ここも切ったジェフリーが、片足を持つロスタに鉄槌連打! がぶりでコントロールし、手がマットから外れるとヒザ蹴り。ロスタは頭を下げられたまま、鉄槌を浴びてゴング。  3R、カーフから入るジェフリー。ロスタは下がりながらワンツー左フック。しかし圧力をかけるジェフリーに、ロスタは金網に詰まったところでダブルレッグでドライブ。がぶるジェフリーは立ち際に右ヒジ。  さらに組んでくるロスタをがぶり、ロスタの手繰りを切って、ついにサイドバックに。立ち上がるロスタには右カーフ。タックルのロスタをまたも切って、上からパウンド。  亀で足首を持つロスタに、思わず右手で金網を掴みながら、右の蹴り2発を腹に蹴り込み、ロスタは仰向けにダウン! そこに踏みつけも入れて上になるジェフリーが鉄槌から離れたところでゴングが鳴った。  判定3-0(30-27,29-28×2)でジェフリーが勝利。「俺のペースで戦った。次は誰でもいい」と語った。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ジェイムス・ギャラガー(アイルランド)12-2-0[判定2-1] ※29-28×2, 28-29×ジェイムス・ゴンザレス(米国)10-7-0  1R、ゴンザレスのバックフィストにボディロックで組んでテイクダウンはギャラガー。左足を手繰るゴンザレスを潰すと、ガードの中に。下からの仕掛けも足を抜いてかわすと、ゴンザレスは下からオタツロックから立ち上がりへ。  これをすぐに潰して上になるギャラガー。ゴンザレスの頭を金網に詰まらせると、ゴンザレスはインバーテッドガードで頭をマット中央に向けて腕十字狙いもゴング。  2R、サウスポー構えのゴンザレスは右サイドキックを腹に。ギャラガーは右ミドルを返すと、ゴンザレスは左右の後ろ蹴り、左ミドル。ギャラガーは飛び込んでの二段蹴りで詰めるとボディロックテイクダウン!  下のゴンザレスは4の字ロックに組んでから足を解いて下から鉄槌。その足をさばいて上四方になるギャラガー。ハーフの中に入り、パウンド。フルガードに戻すゴンザレス。ゴング。  3R、遠間から左右を突くゴンザレス。サウスポーから左ミドルも、その蹴りに合わせてダブルレッグテイクダウンはギャラガー。ゴンザレスは立ち際で払い腰を決めて上に。  上四方からパウンド、ボディにヒザ。ギャラガーはハーフに戻して頭をマット側に。右腕で首を抱き寄せるギャラガー。ゴング。  判定は2-1(29-28×2, 28-29)でフェザー級カムバックのギャラガーが勝利。「勝ったものが正しい。誰も俺を止められない。次? 誰でもいい」と語った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇シドニー・アウトロー(米国)17-5-0[判定3-0] ※30-27×3×イスラム・マメドフ(ロシア)22-3-1  1R、ともにオーソドックス構え。左ジャブの刺し合い。アウトローの左ジャブに尻もちを着いたマメドフ。立ち上がり右カーフ。  右フックを振るが、アウトローは?い潜ってダブルレッグテイクダウン! 鼻血を流したマメドフは右の小手を外して立ち上がり、スタンドバックを譲る。  バックから引き込み、際で上になるアウトロー。右足を両足で挟んで背後からマメドフの左手首をコントロール。立ち上がり際を再び崩すが、前に落としたマメドフがリアネイキドチョーク狙い。これもアウトローが横に落として足を手繰ってテイクダウン。マメドフが立ち上がり、それを後方に引き込んだところでゴング。  2R、右が大きなマメドフ。ダッキングでかわすアウトロー。マメドフの入り際に左前蹴りでストッピング。マメドフは遠間からワンツー。かわすアウトローは左ジャブ。金網に詰めてシングルレッグのマメドフだが、アウトローが横にサークリングしてかわす。  右ローを当てるマメドフ。さらに左ボディストレートも、その打ち終わりに組んだアウトローがシングルレッグテイクダウン! 右で小手に巻いて立つマメドフをボディロックで崩してスタンドバックから引き込み。マメドフの正対際で脇を潜ろうとするが、それはさせずに上を取ったマメドフ。下のアウトローはブリッジからリバーサルしてトップでゴングを聞いた。  3R、右を突くマメドフ。右回りでかわしたアウトローは右を突き返す。マメドフの右ストレートをかわして組んだアウトロー。ここは剥がしたマメドフが後ろ廻し蹴り。それを潜って組んだアウトローがテイクダウン。  左足を抱えてボディロックから前に煽って上を取ったアウトロー! スクランブルで上を取ろうとするマメドフの両足を束ねて、寝かせて、マメドフの立ち際に左手首をコントロール。スタンドバックからヒザを突き、ゴング。  判定は3-0(30-27×3)のフルマークでアウトローがマメドフに完封勝利。2022年7月のトフィック・ムサエフ戦のTKO負けからの再起を果たした。マメドフはザック・ゼーン、ニック・ブラウン戦の連勝から、2022年1月のベンヘン戦以来、1年半ぶりの敗戦となった。 [nextpage] 【プレリミナリー】 ▼女子フライ級→キャッチウェイト 5分3R〇ジャスティン・キッシュ(ロシア)9-6-0[判定3-0] ※30-27×3×ディアナ・アフサラゴワ(ロシア)6-1-0 ※体重超過  1R、ともにオーソドックス構え。中央を取るキッシュ。左ジャブ突き、右回りのアブサラゴワに、右フックで追うキッシュ。打ち終わりに右で差して組む。崩し際に金網を掴み残したアブサラゴワに、再度、金網際からリスタートさせるレフェリー。  そこで右差し崩しのキッシュに、アブサラゴワは浴びせ倒して立ち際に首投げテイクダウン。しかしキッシュも首を抜いてバック狙いでゴング。  2R、左右ローのキッシュ。アブサラゴワはワンツーの出入り。キッシュの右ローに右に回るアブサラゴワ。キッシュは右のスーパーマンパンチを狙う。  右前蹴りで詰めるキッシュ。蹴りにはアブサラゴワが右ストレートを合わせる。逆にアブサラゴワの右ローにワンツーを狙うキッシュ。左インローのアブサラゴワはカウンター狙い。ともに手数に欠ける。  3R、アブサラゴワの右ローに右ストレートを合わせるキッシュ。右回りを続けるアブサラゴワは左インロー。左ハイの打ち終わりに左右をまとめる。キッシュは右オーバーハンド、右ハイは空振りも左右で詰め。  アブサラゴワはジャブ&ローの出入りを徹底。キッシュは右スーパーマンパンチも届かず。残り20びぃうでいったん組んだアブサラゴワだが、剥がしたキッシュが左右から首相撲ヒザを突いてゴング。  判定は3-0(30-27×3)で前に出た10位のキッシュが、8位のアブサラゴワに初黒星をつけた。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇エンリケ・バルゾラ(ペルー)20-7-2[判定3-0] ※30-27×3×ジェイロン・ベイツ(米国)7-1-0  ベイツのセコンドにはマッキー親子。  1R、サウスポー構えのベイツに、オーソドックス構えのバルゾラ。ベイツの後ろ廻し蹴りに頭を抱えて後退したバルゾラ。そこにボディロックテイクダウンのベイツだが、すぐに立つバルゾラ。  ベイツはワンツーの強い左で前に。そこに組むバルゾラはダブルレッグテイクダウン。ハーフから背中を着かせるが、フルガードに戻すベイツ。  上体を立てて中腰からパウンドのバルゾラは、足をさばいてパス。アームロック狙い。潜るベイツを左ヒジで剥がすバルゾラ。  2R、サウスポー構えから左の蹴りはベイツ。かわすバルゾラが前に。シングルレッグにイージーに倒れたベイツ。足を越えてサイドからハーフに入ったバルゾラは背中を着かせてパウンド! 再びサイドに抜けて左手をヒザで押さえて鉄槌する。  3R、左ハイで前に出るベイツに、打ち終わりに前足にシングルレッグ、すぐに脇を潜ったバルゾラが崩してスタンドバックに。  それに前転して抜けたベイツが上を取るが、乗り過ぎたところに股を潜ったバルゾラがスクランブルからダブルレッグへ。尻を着いたベイツに右足をかけに行く。  そこでまたも前転スクランブルで抜けたベイツが、組んでスダンドバックからバルゾラを持ち上げ、落とし際にDJ式の腕十字!  しかし、腕を抜いたバルゾラがトップを奪い、マウント&パウンド。最後はバックマウントから細かいパウンドでゴングが鳴った。  判定3-0(30-27×3)でバルゾラがエリック・ペレス戦に続く判定勝ちで2連勝。ベイツは初黒星となった。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ルーカス・ブレナン(米国)9-0-0[3R 3分32秒 KO]×ウェバー・アルメイダ(ブラジル)7-2-0  1R、ともにサウスポー構えから。ブレナンのローに左ストレートでダウンを奪い、右の蹴りを当てるマチダ空手のアルメイダは深追いせず。  クリス・ブレナンの息子ルーカスはシングルレッグから左で差して押し込み。しかし差し上げて体を入れ替えるアルメイダは、オーソにスイッチ、さらにサウスポー構えから残り時間を見て後ろ廻し蹴りも、肩口で受けたブレナンがテイクダウンでゴング。  2R、ワンツーの左の飛び込みはアルメイダ。さらに左ロー! ブレナンは声を上げて歩いての右ハイもかわすアルメイダは右ミドルハイ。その打ち終わりに詰めて組むブレナン。突き放すアルメイダは右の後ろ廻し蹴りを見せる。  3R、オーソにスイッチするアルメイダは、遠間に立つブレナンに踏み込んでの右ミドル。サウスポーに戻して左ロー、打ち返してきたブレナンに右ハイまでつなぐ。  左カーフキックを当てるアルメイダ。ブレナンは蹴りから組もうとするが、組ませないアルメイダ。ブレナンの左前蹴り、ミドルをかわして、左ローを連打。  アルメイダの前手の右フックに合わせて組んだブレナンは、首相撲から右ヒザ! 後方に倒れたアルメイダに鉄槌を叩き込んだルーカス・“スカイウォーカー”ブレナンが、大逆転勝利を決めた。  ブレナンは無敗を守り、MMA9戦全勝に。アルメイダは2年半ぶりの黒星。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇カスム・カスモフ(ロシア)14-1-0[判定2-1] ※30-27,29-28,28-29×ジョシュ・ヒル(カナダ)22-6-0  1R、右を突いてすぐに詰めるカスモフ。体を入れ替えたヒルは首相撲から互いにヒザを突く。サウスポー構えにスイッチするヒル。右を振ると、右で差して左ヒザ。カスモフは首投げ! 金網にかかりながら立つヒルにカスモフもすぐに立って、今度は正対してダブルレッグで尻を着かせるが、右で差して立とうとするヒル。その奥足の足首を持つカスモフ。  足を抜いて立つヒルは左ヒジ。カスモフは右ストレートでヒルに金網を背負わせてシングルレッグで尻を着せるが、金網使い立つヒルは首相撲ヒジを突いてゴング。  2R、ともにオーソドックス構えから左ジャブ、右ローを突くカスモフ。ヒルがサウスポー構えになるとインロー。ヒルはオーソに戻して右カーフ。詰めるカスモフに左ヒザを突くヒルは首相撲ヒザも。  左ハイを当てるヒル。首相撲で攻めるとカスモフの組みに右で差し上げ、下がりながら前手の左フックも。カスモフはテイクダウインアテンプトが減るが、残り1分で金網に詰めてダブルレッグテイクダウン。そこにヒルはノーアームギロチンチョークを合わせると、アームインに切り替えて絞めてゴング。  3R、先にジャブで前に出るカスモフ。ヒルもジャブを返し、カスモフの右ミドルを掴む。足を抜くカスモフ。じりじりと詰めてシングルレッグも足を抜いたヒル。右から左アッパーを突き、左フック! しかし、カスモフもみたびシングルレッグへ。  ここも差し上げたヒル。押し込みシングルレッグのカスモフだが、四つに持ち込むヒルがヒザ蹴り! さらにボディストレート! 詰めて組むカスモフだが、体を入れ替えるヒルが首相撲ヒザ。  カスモフのシングルレッグで尻を着いたヒルはギロチンを合わせに行くが、カスモフは左手を挙げて入っていないとアピール。  判定は2-1に割れ、30-27,29-28,28-29で1者が全ラウンドをカスモフを支持。MMA5連勝を飾った。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇ウラジミール・トコフ(ロシア)9-2-0[判定3-0] ※30-27, 29-28×2×ジェイロ・パシェコ(ブラジル)7-2-0  1R、ともにオーソドックス構え。ダブルレッグテイクダウンのトコフ。パシェコの足をさばいてパス狙いに、背中を見せて立つパシェコ。そのバックにつくトコフは4の字ロックで背後から細かいパウンド。  2R、パシェコの速い右ロー、さらに打ち下ろしの右ストレートに腰が落ちたトコフだが、ダブルレッグへ。スクランブルで切り返そうとするパシェコに、金網に詰めるトコフはダブルレッグテイクダウン。ガードが効かないパシェコの足をさばき、1R同様にバック4の字ロック。足をほどいたパシェコは立とうとするが、トコフは背後からボディロック、ヒザを蹴って再び引き込むと背後から細かいヒジを突く。  3R、トコフの右足へのシングルレッグに長い右手を伸ばしてスイッチ、バックに回り、果敢に腕十字を狙うパシェコだが、すぐにさばいたトコフが、スクランブルするパシェコのスタンドバックに。手首を切って向き合い離れたパシェコ。左右を振るとトコフは足が泳ぐがシングルレッグへ。それを切るパシェコに、完全にトコフはガス欠に!  しかし、左アッパーで前に出るパシェコに、トコフは渾身のダブルレッグテイクダウン! ここでパシェコは、再び腰を切って、腕十字狙いから足を抱えてスイープ狙いへ。外されてバックを取り切れなかったパシェコを落としたトコフが最後は上になってパウンドし、ゴング。  判定は3-0(30-27, 29-28×2)でトコフが勝利。3月のランスギブソンJr戦の勝利に続く2連勝で、セコンドのヒョードルの祝福を受けた。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇レアンドロ・イーゴ(ブラジル)22-6-0[2R 2分50秒 ギロチンチョーク]×ニキータ・ミハイロフ(ロシア)9-3-0  ミハイロフのセコンドにはヒョードル。  1R、ともにオーソドックス構え。右ローを当てるミハイロフ。組むイーゴに四つから浴びせ倒してテイクダウン。イーゴはフックガードで金網まで這って立ち上がり。右で差して崩して投げるミハイロフ。  脇を潜りスタンドバックについて、崩しへ。耐えるイーゴにバックからリアネイキドチョークをパームトゥパームで組んで後方に引き込むが、イーゴは右手を挙げて大丈夫とアピール。  ミハイロフは右足で右手を縛ってチョークを極めに行くが、イーゴは仰向けで半時計回りで腰をずらして抜けると、すぐに両者立ち上がり。ヒジを当てて突き放すイーゴ。ミハイロフはダブルレッグに入るが、そこにイーゴはギロチンチョークを極めに行くが、ゴング。  2R、右を振って前に出るミハイロフ。左で差して体を入れ替え、押し込んで右足で相手の左足を踏むイーゴ。ミハイロフは右を小手に巻いて内股狙い。さらに大内刈へ。ここも残すイーゴだが、動けずブレーク。  サウスポー構えのミハイロフは後ろ廻し蹴りを見せると左インローをヒット! しかし、イーゴも右インローで軸足を払ってミハイロフをこかすと、その起き上がり際に、得意のギロチンチョーク! アームインで下から4の字ロックに巻いて絞って極めた。 [nextpage] ▼ライト級 5分3R〇アルフィー・デイヴィス(英国)16-4-1[判定3-0] ※30-27×3×アーロン・クルーズ(米国)11-5-0 [nextpage] ▼女子フェザー級 5分3R〇エカテリーナ・シャカロワ(ウクライナ)8-1-0[判定2-1] ※30-27, 29-28, 28-29×ダイアナ・シウバ(ブラジル)7位・10-9-0 [nextpage] ▼ライトヘビー級 5分3R〇サリバン・コーリー(米国)6-1-0[1R 4分24秒 肩固め]×ハムザ・サリーム(米国)6-7-0  1R、コーリーはワンツーの右を効かせると、首相撲から左右ヒザを突き上げ、左で差して右に崩してテイクダウン。ハーフから肩固めをセットし、足を抜いて金網際のスペースの少ないなかで極めた。 [nextpage] ▼バンタム級 5分3R〇マルシルリー・アウベス・ダ・シウバ(ブラジル)12-3-0[1R 3分53秒 KO] ※×ジェレル・ホッジ(米国)10-4-0  1R、サウスポー構えのシウバの左オーバーハンドに右ハイ、ミドルを合わせに行くホッジ。シウバは左の蹴りのフェイントから左フックから右ストレートの返しでダウンを奪い、鉄槌連打でKO勝ち。 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R〇ジョーダン・オリヴァー(米国)1-0-0[1R 1分05秒 肩固め]×アンドリュー・トリオロ(米国)0-2-0 [nextpage] ▼フェザー級 5分3R  ※メイン後に実施予定マイケル・ブロックフーズ(米国)0-0-0イーライ・メフォード(米国)0-0-0
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