打撃でランキング上位（渡辺が2位、アルテェガは7位）の渡辺撃破を狙うアルテェガ
2023年7月30日（日）さいたまスーパーアリーナ『のむシリカ presents 超RIZIN.2 powered by U-NEXT』に出場する全選手の個別インタビューが、28日（金）都内にて行われた。
渡辺華奈（FIGHTER'S FLOW）と女子フライ級5分3Rで対戦するヴェタ・アルテェガ（米国）は「アメージングです。試合を楽しみにしているし、準備も出来ています。日本は大好きです。いつも行ってみたいと思っていて、ここで戦えることは非常に光栄です」と、初めての日本での試合にワクワクしているという。
渡辺については「素晴らしい相手だし、いい試合になると思う。彼女はグラップリングをしたいと思うけれど、その準備も出来ているので大丈夫です」と、渡辺が得意とする寝技の展開になっても問題はないとする。
「同じ階級にいる選手全員と戦う機会があるので、彼女のことも頭の片隅で意識はしていました」と言い、試合に向けては「（テイクダウンを）カットしての動きなどいろいろ練習してきました。打撃が得意なのでフットワークを活かして、なるべくスタンドで戦いたい。柔術でも黒帯なのでグラウンドでも戦う準備は出来ています」と、スタンドでの打撃をメインに戦いたいとした。
「打撃、寝技、あらゆる要素が詰め込まれた試合になると思うので楽しみにしていてください」とMMAの試合になるとし、渡辺が得意とする柔道の投げ対策は「同じチームに黒帯柔道家のアキナがいるので彼女と練習したり、チーム内で他にも柔術に長けたよい選手が揃っているので、柔術も練習してきました」と対策は万全な様子。
また、格闘技との出会いを聞かれると「今回セコンドで一緒に来ている兄のフレッド（2014年のVTJでカナ・ハヤットと対戦）がやっているのを見て、20歳から始めて練習しているうちに1試合やってみたいと思い、やってみたら完全にハマってしまいました」と答え、「兄は日本で試合をやっているし、コーチのジェシー・ブロックも日本で試合をした経験があります。日本での試合は最初は静かに始まると聞いているので、そういう中でもやれるように頑張りたいと思います」と、日本で試合をした兄とコーチからのアドバイスもあったとした。
フルタイム・ファイターになる前は「妊娠している女性向けに自宅で教える家庭教師のようなことをしていました」という。
最後は日本語で「ありがとうございます(笑)」と言い、「アスリートとしての自分の戦い方、パフォーマンスを気に入ってもらえると思うのでそこに注目して見てもらいたい」とファンへメッセージを送った。
