2023年7月2日(日)大阪・エディオンアリーナ大阪第1競技場で開催された『ABEMA presents RISE WORLD SERIES 2023 1st Round』のオープニングファイト第1試合で、Hotaru(Continue)と対戦するはずだった河埜留奈(TEAM TEPPEN)は56.70kgでなんと3.7kgオーバー。再計量でも56.50㎏で契約体重(53.0㎏)より3.5㎏オーバーとなり通過できなかったため、規定により失格。
試合は中止となり、Hotaruは急遽オファーを受けた聖愛とのエキシビションマッチを行うこととなった。
【写真】Hotaruはエキシビションマッチという形で大会に出場することが出来た 伊藤隆RISE代表はこの件について「最近計量オーバーが多いと思います。これは選手だけの問題ではなくジム、トレーナーがしっかり管理していただきたいと思っております。いろいろな状況があると思いますが、参戦選手みんな条件は一緒なのでそこは気を付けていただきたいと思っております」と苦言を呈していた。
そして大会翌日、TEPPEN GYMの那須川弘幸会長が自身のInstagramを更新。「計量失敗で、Hotaru(Continue)チームの方々並び試合を楽しみにしていた応援の方々、RISEの名を汚す行為をしてしまったこと、大変申し訳ありませんでした。teppengym代表として、管理不行き届きと責任を感じ河埜留奈共に深く反省をしております」と謝罪した。
さらに「今後この様なことは二度と起こらぬ様に、7.2日から一年間、河埜留奈、試合出場の禁止、私は2023年終わりまで代表職辞任、試合会場の立ち入り、セコンドの任務を禁止、今後は選手サポート育成に努め、TEPPENGYMの一指導者として、もう一度、その在り方を見つめ直す所存でおります。皆様に、多大なるご迷惑をおかけしましたこと、心からお詫び申し上げます」と、選手には1年間の出場停止、自らには2023年いっぱいまで代表職辞任、試合会場への立ち入り、セコンドに就くことを禁止することを発表した。
事態を重く受け止めての決断だが、那須川会長がセコンドに就かないのはTEPPEN GYM所属選手にとってかなりマイナスとなりかねない。