2023年7月21日(金)タイ・ルンピニースタジアムで開催される『ONE Friday Fights 26』に“怪物くん”鈴木博昭の愛弟子・内藤大樹(BELLWOOD GYM)の参戦が決定した。
第13代シュートボクシング日本スーパーバンタム級王者で、現在ONEムエタイでフライ級4位。ONEキックで3位にランキングされる内藤は今回、ONEフライデーファイツ2連勝中のデッドゥアンレック・ティーデ99(タイ)と、フライ級ムエタイルールで対戦する。
内藤は、2019年10月にONEデビュー。3連勝で2021年12月に元ONEフライ級ムエタイ世界王者のジョナサン・ハガティに判定負けしたが、同年6月にワン・ウェンフェンに判定勝ちすると、同年9月には強豪ペッダムを相手にスプリット判定勝ち。
2022年5月には、ONEフライ級ムエタイWGPに出場し、初戦で優勝候補の一角スーパーレック・キアトモー9を相手に善戦するも判定で負け。2022年10月にアミール・ナセリと対戦し、精度の高い攻撃とコントールでナセリを完封。判定勝ちで再起を遂げている。
対するデッドゥアンレックは、2月大会でONE初戦をキャッチウェイト (138ポンド・62.5kg)で判定勝ちすると、4月21日の前戦では、ウズベキスタンのシャフリエル・ジョラエフに判定勝ちを収めている。
オープンフィンガーグローブで、オーソから近い距離でアグレッシブに戦うデッドゥアンレックだが、離れればミドル、接近すると首相撲ヒザのムエタイのコントロールにも長けており、時折見せるボディロックからの小外のこかしにも注意が必要だ。
ジム代表の鈴木博昭がRIZINでの試合を越え、セコンドにもつけるなか、内藤が連勝を飾り、王座戦線に名乗りを挙げるか。
同大会は、ABEMA格闘チャンネルで7月21日(金)午後9時30分より生中継される予定。
内藤大樹「ONEでチャンピオンになる、という気持ちが誰よりも強くある」
「オファーをもらった時は、ずっと試合のオファーを待っていたのでやっと闘えるという気持ちになりました。ルンピニースタジアムはムエタイの聖地ということで、現役中にあのスタジアムで試合をしてみたいという想いがあったので、とても楽しみです。
ティーデ選手は何でもバランスよくできる印象で、リーチを活かした攻撃が強みだなと思います。ただ、僕には “ONEでチャンピオンになる”という気持ちが誰よりも強くありますし、この試合では、KOを狙って自分がフィニッシュする姿を見せられると思っています。とにかく今回は自分の強さを見せたいと思いますので、楽しみにしていてください。ABEMAから応援をよろしくお願いします!」