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【K-1】鈴木勇人がムエタイと連戦、デンサヤームと対決「倒すか倒されるかの試合をしたい」

2023/05/12 02:05
 2023年7月17日(月・祝)東京・両国国技館『K-1 WORLD GP』の第一弾対戦カード発表記者会見が、5月11日(木)都内にて行われた。  スーパー・ライト級3分3R延長1Rで、鈴木勇人(K-1ジム五反田チームキングス)とデンサヤーム・アユタヤファイトジム(タイ/Ayothaya Fight Gym)の対戦が決定。  鈴木は2016年12月にKrushでプロデビューすると、サウスポースタイルから繰り出す左ミドル&左ストレートを武器に頭角を現し、2019年1月にKrushスーパー・ライト級王座を獲得。佐々木大蔵にタイトルを奪われたが、7月大会でFUMIYAを初回KOに破って再起。その後は泥沼の3連敗を味わったが、崖っぷちで臨んだ2022年4月の林健太戦で元K-1ライト級王者の林をKOする金星を得ると、8月には近藤魁成に先制のダウンを奪われるも延長戦で大逆転KOに成功した。11月にはヴィトー・トファネリも破って3連勝を飾ったが、2023年3月のK-1でパコーンに敗れている。戦績は13勝(8KO)8敗1分。  デンサヤームは20歳ながら78勝(8KO)26敗3分の戦績を持つムエタイの猛者。175cmの長身サウスポーで、ロングリーチを活かして蹴り技を得意とする。2019年、タイのテレビ局が主催するムエタイイベント『True 4U』のバンタム級トーナメントで優勝。2020年3月の『K'FESTA.3』でK-1初参戦を果たし、判定負けも武居由樹を長い手足から繰り出すパンチと蹴りで苦しめた。2022年から日本に移住し、ウィラサクレック・フェアテックスジム三ノ輪で練習を続けている。武居戦から3階級上げての参戦となった2022年8月の大沢文也戦では組み付きを多用したため減点となり、判定負け。  鈴木は「両国は約3年ぶりなので凄くワクワクしています。直近の2試合が判定決着になっちゃってて、自分の試合に判定決着はいらないなと思ったので、次の試合はKOで、自分が倒すか倒されるかの試合をしたいと思っています」とKO決着宣言。デンサヤームはにこやかに「今回は前回よりも自信をもって臨みます」と意気込み。  互いの印象を聞かれると、鈴木は「試合が決まってから映像を見ているんですけれど、凄く懐が深い印象。攻撃が凄く長いなと思います。あとはサウスポーなので、自分は22戦やっているんですけれどサウスポーが初めてなので、どんな感じなんだろうなという感じです」と、以外にもサウスポーとの対戦が初めてとのこと。デンサヤームは「今日初めて鈴木選手に会いましたが、鈴木選手の試合映像は見たことがあります。左のパンチ・左の蹴り、ともに警戒しなければいけないなと思いました」と評価。  鈴木は前回のパコーン戦がムエタイとの初対決となったが「初めてタイ人の選手とやらせてもらったんですけれど、タイ人の選手だからかは分からないですが、初めてキャリアの差を戦っていて感じました。凄く上手いなというか、全く崩れるシーンが無かったと思うので。本当に上手いなと思いました。学ぶものが多く、何をどうしなければいけないかが自分の中で見えたので、今は前の試合が終わってからそれに取り組んでいて、そこもしっかりと修正できているので、次の試合ではその成果を見せたいと思います」と、前回の経験を今回の試合に活かしたいと語った。  一方、前回のライト級からさらにスーパー・ライト級に上げての試合となるデンサヤーム。なぜそんなに大きくなったのかと聞かれると「確かにだいぶ(体重が)増えました。日本食がとても美味しいので、いっぱい食べているうちにこうなりました」と照れ笑い。  鈴木とパコーン戦の映像は「もちろん見ました」と言い、「それを見て凄く鈴木選手はテクニックがある選手だと思いましたし、先ほども言ったように左のパンチ、左の蹴りどちらも危険なものを持っている選手だと思いました」と繰り返した。
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