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【RIZIN】朝倉未来と対戦する矢地祐介「化けの皮を剥がしてやる」=7.28「RIZIN.17」

2019/07/22 17:07
【RIZIN】朝倉未来と対戦する矢地祐介「化けの皮を剥がしてやる」=7.28「RIZIN.17」

7月28日(日)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.17』のメインイベントで、朝倉未来(トライフォース赤坂)と対戦する矢地祐介(KRAZY BEE)が22日、公開練習を行った。

公開練習では、元M-1王者&元WBFアジアパシフィック・ボクシング王者のゲンナロン・ウィラサクレックが持つミットに、サウスポー構えから、ワンツー、フックなどを披露。右手のジャブに力強さを見せていた。

その後の囲み取材では、7月8日の記者会見で朝倉戦に関する回答と、朝倉との2ショット撮影を拒否した理由について、「あっちの発言とかもほとんどシャットアウトしている。腹が立っていたし、同じフレームに収まりたくなかったし、試合までこの思いを取っておきたかったから」と説明。

「腹が立っていた」理由は、「うちのジムに中指立てたわけじゃないですか。『KRAZY BEE、勝ってないから』とかの発言(「RIZIN CONFESSIONS」にて)。あれは絶対許せないし、なんだアイツ? とジムの関係者もみんな思っている。その思いを晴らすのは俺しかいない。みんなの思いを拳に乗せて叩き潰したいって、毎日思っている」と、所属ジムをディスられたことが原因だと語った。

さらに、朝倉未来の公開練習や発言も「全く見ていない」といい、「彼はメッキを塗るのに必死というか、ハリボテ。自分を良く見せようと必死で。それを見ていても腹立つし。化けの皮を剥がしてやる、という気持ち。幻想を打ち砕こうみたいな」と、朝倉が過大評価されているとした。

朝倉戦に向け、「今まで全くしてこなかった」出稽古も敢行。帝拳ボクシングジム、ロータス世田谷ではかつてRIZINで対戦した北岡悟、さらに青木真也ら「スペシャリストのいるところへ行って、一から足りない部分を教えてもらった」という。また、KRAZY BEEに出稽古に来る田中路教、ISAO、リオン武らトップファイターとも練習を行うことで自身の強みの再確認ができている。

70kg契約、5分3Rで対戦する矢地と朝倉、令和の大喧嘩で最後にマットに立っているのはどちらか?

矢地祐介「北岡さん、青木さん、八隅さんに教わり、点と点が繋がった」

──現在のコンディションは?

「もう絶好調。体重もバッチリだし、精神的にも肉体的にも、1週間後、日曜日には100%に持っていける体調・コンディションです」

──ライト級と言うとGPを視界に入れながらとは思うのですが、矢地の場合は、今は目の前の相手に集中している?

「(GPの事は)ほとんど頭にない。もう結果出さなきゃ出られないのは当たり前だし、もちろん出たい気持ちはあるけど、まず目前の対戦相手を叩き潰して、そこから考えようと言う感じですね。何も、後のことは何も考えていない」

──「怒りと憎しみを持ってリングに上がるのは初めて」と言う発言がありましたが?

「そうっスね。やっぱ、あっちの発言とかもほとんどシャットアウトして、探しにもいかないし、シャットアウトしているんですけど。やっぱりね、うちのジムに中指立てたわけじゃないですか。『KRAZY BEE勝ってない』とかの発言(「RIZIN CONFESSIONS」にて『KRAZY BEEのやつらも負けてばっかじゃないですか』)。あれは絶対許せないし、なんだアイツ? とジムの関係者もみんな思っている。その思いを晴らすのは俺しかいない。みんなの思いを拳に乗せて、叩き潰したいって、毎日思っています」

──今回、特別に強化した部分は?

「俺の足りなかった部分だったり、目を逸らしていた部分。打倒極の全部において細かいところをレベルアップした。出稽古にもたくさん行って、新鮮なテクニックや自分らになかった概念を採り入れて、全体的にパワーアップした。すごく充実した2、3カ月を過ごせたと思います」

──目を逸らしていた部分とは?

「自分は世界に通用するフィジカルを持っているので、その部分で横着していた部分を、しっかり理詰めしていった。この時はどこに手を置くのか、どう持つのか、とか。そういう細かい技術とか、何となくだった部分を細かく見つめ直しました。打撃、投げ、寝技において全部」

──スタイルは変えずに全体的にレベルアップしたという事ですか?

「スタイルは変わらないというか、RIZINで出てたスタイルがいつものスタイルではなかったので。もう一度MMAファイター矢地祐介としての戦い方というか。お客さんファーストだし、団体のために、その2つがあっての俺らなので、そこを喜ばせたい気持ちはありつつ、でもこの先ファイターとして生きていくのは俺なので。そこがあまり、本末転倒にならないように。やっぱりファイターとしての自分を確立しつつ、楽しませたい。しっかり自分のスタイルを貫き通したい。自分で“お祭り男”って言ってたけど、その部分を残しつつ、もっと競技者チックなスタイルになってるのかなと思います」

──「シャットアウト」と仰っていましたが、未来選手の公開練習なども見ていない?

「全く見ていない。彼はメッキを塗るのに必死というか、ハリボテ。自分を良く見せようと必死で。それを見ていても腹立つし。ツイッターとか僕もやっているので、誰がどうとか、そういうの見てもイラついて。最近ミュート機能を発見したので、全然見てないっす。今までの試合の彼しか見てないです」

──RIZINでの試合は、矢地選手が戦っていた修斗やPXC、PNACRASEでの試合とちょっと違った?

「まぁそうっスね。それが自分の考えたスタンスが逆に上手くいっていた部分もあった。RIZINのファンのみんなの為に戦ってみようと思って、守りの部分をリスクを負って攻めてみたら、逆に上手く転がっていた部分はあったんですけど。最近はそこに目を向け過ぎていて、自分を大事にしてなかったところに気づいて。やっぱ負けたら終わりの世界なので。2回負けていて、負けたら終わりだから。ブーメランになっちゃうんですけど。お客さん、団体のことを考えつつ、とは言ってもファイター矢地祐介だから。そういう部分で多少無理していた部分はありましたね」

──出稽古はどんなジムへ?

「柔術のジムに行ったりだとか、それこそロータス(世田谷)で北岡(悟)さん、青木(真也)さんのとこにも行かせてもらっているし、ボクシングジムの帝拳にも行かせてもらっている。今まで全く出稽古はしてこなかったけど、それぞれのスペシャリストのいるところへ行って、一から足りない部分を教えてもらっています」

──対戦(2017年7月30日「RIZIN」)した北岡選手とも組んできた?

「はい」

──そこでご自身の足りないものは見つかった?

「そうっスね。たくさんあって、青木さん、北岡さんとは組みしかやっていないんですけど、『ああ、なるほどね、こうやればよかったんだ』という謎解きの作業というか、答え合わせを北岡さん、青木さん、八隅さんが快く教えてくれたので、点と点が繋がった。そう言う意味で、成長したと思っています」

──セコンドにはどなたが付くのですか?

「色々考えたんですけど、今まで通り、朴(光哲)さん、(田村)一聖さんらチームメイトについてもらうつもりです」

──最近ONEで活躍している高橋遼伍選手らもいますが、意見を聞くことも?

「それは普段から試合に向けていろんなアドバイスをもらっている。どうしたら良いか聞いて、密にコミュニケーションをとってきたので。あとは当日、それをセコンドと自分(の中で)で共有して、チーム一丸となって戦いたいっスね」

矢地「一回お祭り男を封印しようかなと思ってます」

──先ほどメッキという話がありましたが、未来選手には本物の力はないと?

「そこを、化けの皮を剥がしてやる、と言う気持ちでいる。本物か本物じゃないかは俺が客観的にみて決める事じゃないので、肌を合わせてみてどうなのかというところなんで。幻想を打ち砕こうみたいな」

──この試合はどちらも負けられないし、火花が散っている。「KRAZY BEEスタイルだ」と言っていたのは?

「そこも中途半端にやっちゃったのは反省している。うちのジム、ノリさん(山本“KID”徳郁)は『試合で見せればいい。お前が一生懸命やっているのは知っているからリングで出せばいい』というスタイル。『試合前にSNSで言うもんじゃない』というスタイルだったので、そこはちょっと反省しているというか。試合で見せるだけです」

──(会見の時に)ツーショット撮影を拒否したのは?

「腹が立っていたし、同じフレームに収まりたくなかったし、試合までこの思いを取っておきたかったので」

──今回、矢地選手がお祭り要素をなくすのではと思っているのですが?

「もう勝たなきゃ始まらないんでね、一回お祭り男を封印しようかなと思ってます。勝ちに徹する。言い方は悪いけど、塩漬けにしてでも勝つと言う選択肢も全然あるし。もちろんその中で、叩き潰したい、二度と喋れなくしてやりたい、という想いもあるから。KO・一本で倒したい、という気持ちもある。結果、一生懸命やれば、お客さんに伝わる部分もある。そこに関してはあまり考えないで、試合にぶつければ良いのかなと思ってます」

──では、お祭りモードを捨てた矢地祐介の姿を観られる?

「そうっすね。お祭りモードだったから本気ではない、というわけじゃないんですけど、また違った怖い矢地祐介が見れると思います」

──朝倉未来選手は「俺からテイクダウンは取れない」と言っていましたが?

「もちろんテイクダウン出来ると思っているし、テイクダウンを切られるとも思っているし。全部の局面において想定しているので、どんな状況になっても焦らず、たくさんのバリエーションを用意している。その結果、スタンドで倒すこともあるだろうし、寝かしてパウンドアウト、一本という可能性もあるし。(テイクダウンは)切っても切られてもどっちでもいいやという感じです」

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